※お米プロジェクトは現在休止中です。(12/03/07記)

お米プロジェクト’10

Rice project 2010

 

お米作りは初めてではありません。

20代の初め頃の数年、

実家で手伝ってた時があります。

 

母が元気なうちに作り方を

習っておきたいところです。

お米プロジェクト’10 終了しています。ありがとうございます。

★お米プロジェクトとは?…お米プロジェクト’09(左上)をご参照下さい。

        お米プロジェクト’10

★お米プロジェクト'10定点観測、

           及び、全ての年間作業過程ブログはこの下にあります▼。

▼定点観測 5月3日〜8月11日(全75日)

▼定点観測 8月12日〜10月15日(全31日)

 

 

2010年

12月

12日

恵みに感謝!皆に感謝!

おプロジェクト’10 新米感謝試食会。

101212(日)晴れ 大安で御日柄もよろしい今日、自宅で穏やかに和やかに2010年のお米プロジェクト、新米感謝試食会を催した。

  一年、皆さんありがとう!乾杯!
  一年、皆さんありがとう!乾杯!
炊きたてのご飯、ドライアイスで湯気とか演出してまセン。
炊きたてのご飯、ドライアイスで湯気とか演出してまセン。

新米を試食する会なのでご飯がメイン。お昼くらいに開催のイメージで、午前中に一足早く来てくれた後輩Eクンと供に会場セッティング。何だか私はこのところ、こういうセッティングばがりやってるような気がする。気のせいか。

 

ともかく、今回は自宅で、気心知れた友人ばかりでやる。なので、セッティンも自由で楽しい。近くに咲いてる季節の花などもテーブルにセットし、PCもセット、BGMは、もう〜どういうパターンでも対応可、ひとまず、Xmasっぽくグレゴリオ聖歌等流しながら、格調高く準備を薦める。

 

すでに、サユさんが手作りして事前に持って来て頂いたチキンのお惣菜とインゲンの炒めもの、それにガーリックとアンチョビーだったかが美味しくまぶしてあるフライドポテトが届いている。ノンアルコールのおつまみには最適だ!

 

そして、母と元料理人の後輩Eが作った豚汁!(大鍋で作ったのだがこれは見事、完食になった!)それに母のポテトサラダ、 そして、もちろん、ある意味贅沢な7部つきの胚芽米のあつあつ新米!

 

高菜漬けやショウガ漬け、或は肉味噌、はたまた最近流行ってるらしいおかずラー油、アシタバふりかけ、その他、各種お茶漬け等。皆さん思い思いのお好みアイテムで新米を堪能して頂いた。

 

あぁ〜っと、このブログを書いてる途中に思い出した。私は卵掛けご飯をお薦めしよう思い、地鶏の卵と海苔を買っていたのに皆に出し忘れた!今頃になって思い出した!…ああ〜全く! 来てくれた皆さんごめんなさ〜い。

 

でも、それらがないにも関わらず、皆さん喜んで頂けた様子。一年のお手伝いのお礼のお米も、皆んなにお渡し出来て(僅かで申し訳ないが)自分としても何よりだった。

 

折しも今朝届いた、tsuyoshiさんからの、お買い上げ頂いたハシグチ米、白米炊きたての画像付きメールを皆さんにご紹介しつつ、花火写真家の肩書きもお持ちのサニさんの写真集等眺めつつ、今回は「姫神」や、「東儀秀樹」等、主に邦楽で編集したBGMのスライドショーをBG画像的にも眺める。

 

ある者は、この状況をiPoneツイッターでつぶやき、ある者はもうガッツリご飯をかっ食らい、ある者は睡眠不足にも関わらず、ちゃんと味わって頂き、もう〜感謝感激であった。

 

PCスライドで一年の作業を振り返り、今年は、あそこでああしてれば、その後のこれが、遥かに楽だったのに…等と反省多い年だった。

しかし、全ては来年にまた仕切り直しするとして、ひとまず、今年の新米をご縁のあった皆で食べることが出来、もう二度とない時間と空間を共有出来たことにひたすら感謝の一日だった。皆さん一年どうもありがとうございマシタ!来年も良かったらどうぞよろしくデス。

 

本日もご訪問ありがとうございました。良い事がありますように…!

 

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2010年

11月

30日

堆肥の向こうにポロックを見る?

田圃の堆肥を拡げる作業をやる。

101130(火)曇り 今日は、田圃に置きっぱなしになっていた牛糞堆肥を田圃じゅうに拡げる作業をやる。堆肥は、酪農をやっておられるお近くの農家の方に藁を少し差し上げたので、そのお礼に頂いてたものである。

一輪車で堆肥を積んで田圃のあちこちに、均等にバラまく。

ばらまきながら、こういう作業をやる時、いつも思うのだが、お米作りは、田圃という大きなキャンバス(画布)に、約一年かけて、お米という作品を公開制作している感じでもある。キャンバスも絵を描く時、「ジェッソ」とか文字通り「ファウンデーション」という塗料で下地塗りたいていやる。お米を作る前の土作りはその作業に似ている。下地作りがちゃんとしてないと、味のある絵画作品は生まれ得ない。

田圃はアートだ!(と、ひとまず小さな声で言っておく) works - No,1 (5500×2100)
田圃はアートだ!(と、ひとまず小さな声で言っておく) works - No,1 (5500×2100)

また、特に今日のように、ランダムに堆肥をバラまく作業は、またまた現代美術家の有名なジャクソン・ポロックを思い出させる。絵の具をキャンバスに身体が赴くまま滴り落とし 、無意識からの画像を作品化した鬼才だ。(作品はpollockでgoogle画像検索)そんな事を考えながら、結構地道な時間のかかる公開作業を終了する。ま、誰も見てないのだが(笑)。

 

本日もご訪問頂きありがとうございます。良い事がありますように!

 

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2010年

11月

24日

この差をどう見る?

対決! 惑星ハシグチ米 VS 鹿児島産一等米

101124(水)晴れ ハシグチ米を今年も沢山買って頂いた博多のHさんから、下記のような画像が昨晩送られて来た。(Hさん、手間ひま掛かった画像をまことに!ありがとうございます!)画像、左が、我らが惑星ハシグチ米。右は、鹿児島産某一等米。(どちらも玄米)

画像掲載をご依頼すると、快諾して頂きました。Hさんありがとうございます。感謝します!
画像掲載をご依頼すると、快諾して頂きました。Hさんありがとうございます。感謝します!

右の鹿児島産某一等米はHさんのメールによると、昨年7月に氏がネットで購入されたもの。なので正確には古米(去年のお米)デス。よく見ると表面に白い斑点のようなものがある。

 

これは一見、去年のお米だし、月日が経過してこうなったのでは ?、と皆さんお考えになられるかと思う。私もそうなのかなと思った。しかし、お米に詳しい母にこの画像を見せると、これは、このあたりでは「カネムシ」と呼ばれる、カメムシのようだがそれより小さい害虫のせいなのだそう。

 

ともあれ、ネットでは一応人気の一等米デス。お値段は、30kg、12.000円(送料別、2009年7月当時)

 

かたや左側、我らが惑星ハシグチ米、極く控えめに見ても、表面の滑らかさ、光沢、透明感、粒の張り具合い…いい線イッテルのではないだろうか…! ジャッジは、読者に委ねマス。

 

という訳で、惑星ハシグチ米販売促進月間!下心満載の、今日のブログでシタ!よろしくです!

 

本日もご訪問頂きありがとうございました。良い事がありますように…!

 

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2010年

11月

16日

今年も発送始める。

2010年産惑星ハシグチ米初集荷。

101116(火)晴れ曇り 今日は、HPを御覧の皆様から、お陰様でお米の注文が相次ぎまして、(感謝します!)そのセットを作り、近所に郵便局に発送した一日だった。

  惑星ハシグチ米は、この小さい小さい平和な郵便局から貴方の元へお届けしています。
  惑星ハシグチ米は、この小さい小さい平和な郵便局から貴方の元へお届けしています。

お米を注文の分量入れて発送するだけなのにそれ程時間かかるのか?とお思いかもしれませんが、そういう事をやられたことのある方はお判りかと思いますが、結構細々した作業が必要である。

 

各お米種類ごとの精米、配達伝票作成、いっちょ前に納品書作成、〒払い込み伝票記入、それに簡単だが作成した惑星ハシグチ米の紹介フライヤー、手書きご挨拶、を添えて封筒に入れて、お米袋に入りそうにない時は、別に郵送、その宛名前書き、お米袋データ記入、受注管理ノートも作成記入、たぶんそいうPCのソフトも当然あるのだろうが、私はまだ基本ノート手書きである。

 

そうやって出来たお米を近所の小さな小さな郵便局から晴れて貴方のもとへ発送していマス。ここは御橋(おはし)郵便局といって、私が通った保育園の近く、御橋公園の入り口にある。かつて、この町が炭坑で栄えていて、通りに人が多かった昭和40年代位まで、この郵便局の数件先には映画館があった。幼年の私はラムネを飲みながら、総天然色カラーの『キングコング対ゴジラ』を瞬きもせず口をあけたまま観ていた…。

 

今はその面影もない閑散とした通りだが、もの凄く親切に対応して頂く2人の局員さんがここにはおられる。この、小さくて、ものすごく親切で平和な郵便局から、この惑星ハシグチのお米は全国に送られていマス。どうぞよろしく!

 

 

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2010年

11月

15日

その後も作業は延々と続く。

掛け干しの竹を撤収する。

101115(月)晴れ 少し寒くなった。もう11月も中旬だ。あんなに暑かったのにもう寒い。夏が4ヶ月と春と秋が1ヶ月、冬が6ヶ月という感じ? いやはやである。

竹を片付け藁と堆肥が残る田圃。
竹を片付け藁と堆肥が残る田圃。

 稲こぎを皆で手伝って貰った田圃にも、再び静けさが戻って来た。お米を精米し、お陰様で新米の注文もぼちぼちあって、明日からセットし始める予定。ひたすら感謝!である。

 

今日は、稲こぎ以降ほったらかしだった、掛け干しの竹を解体撤去し、また来年使えるように収納した。それから、束ねた藁も収納した。残ってる藁は、短く切って土作りに田圃にバラまく予定で置いている。また、藁を差し上げた牛を飼っておられる方から牛の堆肥を一山、田圃に頂いてる。これも今後の適当な時期に田圃に広げる予定だ。

 

そういう訳で、お米作りというのは永久運動のように循環しエンドレスの軌跡を作る。個人的にはだらだら続くの嫌い。(笑)堆肥をバラ撒き、藁を撒いたら、一旦気分を締めたい。

 

本日もご訪問頂きありがとうございます。良い事がありますように…!

 

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2010年

11月

12日

少ないですが今年も始めます。

2010年産、惑星ハシグチ米、通販開始!

101112(金)ようやく、新米のネット通販の受付を作成し終えた。

作成するにあたって、ウェブで、沢山のお米通販しているHPを見た。どれも大変よく工夫されている。何だかしのぎを削る激戦状態という感じもした。中には個人でも凄く工夫されているHPもある。たいてい若い夫婦で移り住んで…という方々だ。見てて、とてもじじゃないが太刀打ち出来ないと思った。太刀打ちしようとは思っていないが、その、お米作りに

懸ける情熱、キャリア、に対し、ただただ、すごいなぁ〜と思うばかりである。

 

自分で作っていながら何だが、それ程までしても、ウマイと言うお米に拘るのだろうか? という素直な疑問を押えることが出来ない。『腹へってればたいていのものはウマイじゃん』と言いたい自分が何処かにいる。お米はそりゃウマイにこしたことはないけれど、不味くなければ良いではないかと。世界を見よ、貧しく飢えてる人たちは沢山いるのだ。食べられるだけでも幸せではないか。(わ!石が飛んで来そうだ…) 

 

若い人たちは少食だ。お米は沢山或る食べ物の一つ。意識が高くなる程少食という話もある。これは例えば、何かもの凄く嬉しいことがあった時、その事で幸せ感に満ちていて気持ちも一杯で、何も食べなくても満足、ということは人生でも時折ある。もしその幸せ感が常時ある意識状態だとしたら、人はあまり食べなくても平気になる。

 

「不食」というか(そういう本も話題になったりしてる)、ヨガの指導者や気功家で殆ど食べない人を個人的に知っている。だいたい人は食べ過ぎて病気になるのだ。空気中のプラーナ(インドの伝統医学の中で扱われる生命エネルギーのようなもの)を吸収し、少しの食べ物で体内で原子転換(これも真偽が問われてるが)する日もそう遠くないのでは。

 

あれ? 私は一体何を書いてるのか。つくづく商売には向いてないと思う。ともあれ、明日土曜日夜8時から、ご注文承ります。どうぞよろしく。

 

 

本日もご訪問ありがとうございました。良いことがありますように…!

 

近所の山のツワブキの花がきれいデス。
近所の山のツワブキの花がきれいデス。

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2010年

11月

10日

美味しさに感無量!

惑星ハシグチ米(仮) 、今年の新米を試食する。

101110(水)晴れ 本日は、惑星ハシグチ米(仮、2010年度の新米を試食した。「ええ゛〜自分だけ先に〜!! ずる〜イ」とお思いのプロジェクトメンバーの方もおられるかと思う。理由がある。昨年同様、そう多くはないのだが、通販しようと思ってる手前、自分が食して味について事前に把握しておかないと、誠意を持って販売する事が出来ないという考えからだ。

 

そもそも、今年は昨年より収穫数が少なかった。昨年23体(お米袋は1体と数えるのだが、体の字が合ってるのか未確認)今年は19体だった。原因は色々あると思われるが、猛暑がかなり大きかったと思う。私のところだけでなく、近所の方も少ない出来だった様子だ。しかし、思えば田植えから148日、箱苗作りからだとゆうに200日を越えた期間を要するお米作り、失敗してダメになることもある中、何とか出来たのだからまずはひたすら感謝である。

 

稲が出来すぎて倒れるより、少しくらい量が少なくても稲が立ってる方が遥かに良い、らしい。何故だと思います? 一見出来過ぎてる方が良いようだが…。

 

出来過ぎて倒れると稲が腐り、結局一つも収穫出来なくなる。それなのに、その田圃を放っておく事も出来ず、収穫がないのに稲刈りはしなくてはならない。倒れて腐った稲は機械でも刈りにくく、人の手で刈って行かねばならない。土が絡み非常に刈にくいそうだ。その作業の悲しさといったらない。200日も掛けて苦労して、一粒の米も出来ずに作業だけは同じ、いや、それ以上のきつさと虚しさの中でダメになった稲を刈るのだから…。想像するだけで涙が出そうだ。全過程を経験して来たので、その悲しみがすごくすごく身に沁みる。

今年の結晶デス。
今年の結晶デス。

 それに比べれば、少し位、収穫量が少なくても稲が立っていて刈り取りが出来、少なくてもお米があるというのは幸せなことなのだと。(母談話) 

 

…良かった。昨年より少ないけれど少ないなりに今年もお米がちゃんと出来て…。目えない存在にひたすら感謝!

試食に先立ち昨日11月9日(火)、 収穫したお米の一部を昨年同様、隣町の林精米所で玄米にして頂き、そしてそのまた一部を試食の為に7分つきに精米する。

 

我が家に精米機はあったが今はないので、ここから約3km離れた、無人自動精米機設置場所へ車で数分出掛けて行って精米して来る。

 

通販しようと思うお米もここで精米している。ここは他者のお米と混ざることはない。

今年の新米が7分つきで綺麗に出き上がって来る。感無量である。7分つき(胚芽米)にするのは、白米に比べて栄養が多く(ビタミンB1、B2等が豊富)で、味があり美味しいからである。一番ぜいたくな食べ方と言えるかもしれない。炊き方も普通より幾分水の量を多くするだけで後はいつもと同じように炊くことが出来る。

お米御希望の方は、この7分つきを是非お薦めしたい。

 

さて、炊いた惑星ハシグチ’10年新米は、最初に家の神棚とお幸神様に捧げ、今年も何とか無事出来た事への感謝を伝える。「ありがとうございます」

これが今年の惑星ハシグチ米(仮)デス。7分つき(胚芽米)は、白米より炊き上がりは少し黒くなりマス。黒い粒が胚芽デス。

さて、肝心のお味は、噛めば噛む程、後から甘い味が出て来て美味しいと思った。自分は、やはり感無量…。今年は特に猛暑の中、稗とりした等苦労した印象があり、それらが走馬灯のように思い出され、胸が一杯になる。

 

ほぼ自分が作ったお米だからとエコひいきしそうだが、昨年と同等程度の味にはまずまず出来たのでは?と、母と2人で確認した。これなら販売しても大丈夫なのではと思っている。

 

「メザケ」と言う、クズ米(食べられるのだが)も、わざわざ精米時取り除いたので、粒の揃った選りすぐりの「惑星米」をお届けで出来るかと思いマス。近日アナウンス始めマス。量に限りがありますが、どうぞよろしくデス。

 

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2010年

11月

08日

稲ごぎパート2

好天気のもとに皆で。

101107(日)快晴  稲こぎパート2の日。朝から終日好天に恵まれ、これ以上はないという良い天気になった。

 

朝露が乾くのを待って、昨日やって来たNとEそれに作晩やって来たUと4人で午前中作業をやる。昨年経験してるので、皆よくやってくれる。稲束をぞんざいに機械の台の上に置かないように、それだけ私は彼等に注意を促したと思う。4月上旬に準備を始め約8ヶ月。やっとここまで来たのだ。やはり大事に扱ってもらいたいのである。

お昼を挟んで午後には、sayuさんが来てくれ作業を交替してもらった。また、sayuさんのご友人、Yさんもレトリーバーのウーピーと共に来て頂き、落ち穂拾いを手伝って頂いた。田圃に犬のレトリーバーが来るとは予想もしなかったのだが、嬉しそうに遊んで姿を見ると、何だかトテモ田圃の風景が和みマシタ。Yさんありがとうございました。

そして、今年関わってくれたお米プロジェクトのNにEにU、saniさん、sayuさん、それから、ヤンマー機械のEさん、ご近所のFクン、K子さん、そして、何時もブログで応援して頂いたtsuyoshiさん、それから、HPを通じて貴重な情報等で応援して頂いた東日本のYさんを始め、その他、折々に励ましのメールを頂いた沢山の方々、ありがとうございました。

 

そして何と言っても、最も暑い真夏に3日間、遥か遠くからこの地にやって来て、最もきつい稗とり作業をびっちり率先してやって頂き、自らの体を通して私に色々教えて下さったRさんに…深く感謝! 最後に母に感謝!

 

お陰様で収穫量は昨年より少ないけれど、それでもなんとかお米収穫出来ました。本当にどうも皆さんご協力ありがとうございました!

 

  ( 以下のスライドショー、photo by messershimitt  感謝!)

 

イメージBGM:Neil Young - Heart Of Gold ( from『Harvest』1972 )

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2010年

11月

08日

「稲こぎ」パート1をやる。

助っ人友人たちに感謝!

101106(土)晴れ曇り 掛け干しから2週間経った。天気にも恵まれよく乾燥して来た。稲こぎは明日やる予定だが、実際に稲を通して機械の調子を見る為にも、本日午後より少し始めることにする。

助っ人に駆けつけてくれたSさん(右)、感謝! ( photo by amber )
助っ人に駆けつけてくれたSさん(右)、感謝! ( photo by amber )

明日は用事があるSさんが「今日なら」という事で、自主的に助っ人に来てくれた。感謝!野菜を作っているSさんとしても初体験。私が作業を説明し、やって頂く。はてさてどういう感想をお持ちになられただろう…。

 

作業中、程なくして、福岡から旧友Nが今年もやって来てくれた。遠くから感謝である。彼もイネコギは初体験。はてさてどういう感想を持ったことだろうか…。

機械の調子に問題はない(ご厚意で昨年譲り受けたものなのデス)、あまり遅くまでやると、また湿気が来て良くない。乾燥していることが大事なのデス。なのでキリの良い所で今日は止める。後は明日やってしまうことに。

重い籾をさっさと運ぶ旧友E、誰でも出来ることではない。ひたすら感謝!ありがとう 、E!
重い籾をさっさと運ぶ旧友E、誰でも出来ることではない。ひたすら感謝!ありがとう 、E!

出来た籾を運ぼうとするまさにその時、佐世保からの旧友Eが、絶妙なタイミングで車を田圃脇に乗り付けて来て、今年もさっさと籾を運んでくれた。御見事 というしかない。感謝しきりだ。皆、ありがとう!

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2010年

11月

04日

最終作業の準備を整える。

稲こぎ機ハイベスターを出動、点検する。

101104(木)晴れ 7日に予定してる、お米プロジェクト'10最終行程稲こぎに一番必要な、稲こぎ機ハイベスター(harvester)を、一年振りに田圃に持って来て点検整備する。この時点で確認しておかないと、当日トラブルがあると、どうにも困るからである。

一年振りに使うので、例によってやり方を忘れたりする。田圃までの移動は出来たが、さて作業の起動はどれだっけ? 作業起動レバー見つけ、レバーを起動側にセットするが、チェーンが回転しない。何処かは回転してるのだが変な音がする。やれやれ、早めにチェックして良かった。自分で触って壊しても困る。

 

ここは、困った時の神頼み、ヤンマー機械のEさんに依頼する。程なく来て頂き診てもらうと何のことはない、去年のゴミが少し詰まっていただけで、機械には問題なかった。良かった!これで準備は万端、いつでも開始出来る状態にスタンバイ出来た。何時もながらEさんのお陰だ。感謝!

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2010年

11月

03日

実力行使に出る。

イノシシの罠を設置する。

101103(水)晴れ 文化の日 牛を養っておられる隣町のKさんに、自宅近くの田圃の一部を耕作放棄地にしない為にお貸ししているのだが、その牧草地となった旧田圃にイノシシが頻出する。なので、地域で購入したイノシシの罠の檻を、私とKさん、その親父さん3人で、牧草地に設置した。

Kさん親子と設置する。
Kさん親子と設置する。

罠の構造が最初判らなかったが、Kさんがすぐ理解。成る程、判ると単純な仕掛け。

 

イノシシは用心深いので、田圃でも隅に沿って行動する。その通り道に設置。籾殻を撒き、「メザケ」といってクズのお米を餌とし、檻の奥の方にバラ撒く。イノシシは餌を食べたい為に、檻の中央部あたりにある竹竿に接触し、その影響で入り口の柵が閉ってしまう仕掛けだ。イノシシも必死なのだろうが、コチラもそうだ。牧草地を荒らされてしまう。実力行使、仁義なき戦い? が始まった。そういう2010 年の文化の日でシタ。

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2010年

11月

01日

最後まで油断禁物。

イノシシ除け電柵再び設置。

101101(月)晴れ 11月になった。早いものだ。HPを振り返ると、1月27日に田圃に堆肥を入れ、4月8日、箱苗の土を整備し始めてはや8ヶ月。もう最終過程に差し掛かったお米プロジェクト’10 だ。

ひとまず、網で防いでいたのだ。
ひとまず、網で防いでいたのだ。

 さすがに、もうやっては来ないと思って撤去したイノシシ除けの電柵。甘かった。

 

撤去した週末、まるで見てたかのようにやって来て、せっかく先日皆で干した稲束を口で引っぱり出し、食べているのだ!そうたくさんではないが、かといって、無視出来る量を越えている。掛け干しの下にあちこち引き抜かれた稲が落ちている…。

まったく、何時までもどこでも油断できない。まるで、ホラー映画のラストのようだ。退治して安堵しエンディングに向かう矢先に、ガーと現れるというあのパターン。

イノシシサイドとしても、必死なのだろうが、こちらだって、長く苦労してやっと此所まで来たのだ、おいそれと横取りされるのは、それは辛い。なので、再び電柵、1日掛かりで設置した。けっこうこれは時間かかるのだ。一度撤去したのを再び戻す作業はすごく疲れるのだが、なんとかやる。さらに夕方には、ちゃんと夕闇で作動するのか通電もチェックに行った。

イノシシよ、申し訳ないが、他を当たってくれ、そして山奥へ帰り給え。

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10月

23日

一気にやってしまいました!

稲刈り〜掛け干し、終了!

101023(土)晴れ曇り 明日から天気が崩れそうな気配、私のところも近所も、残りの田圃の稲刈りが、今日は朝からあちこちで行われていた。午後からは、友人SさんとEくんが来て頂き、母と4人で、掛け干し作業をやる。今年は平日に少しづやって来たので、掛け干し最終日の今日は、作業量もそう多くはないが、友人たちもしっかり体験出来て夕方には無事終了出来た。

 

(以下画像、クリックで拡大、コメントもありマス)

雨が降ったりしなければ、約2週間後に最終作業「稲こぎ」をやる予定でありマス。 Sさん、Eくん、どうもありがとう! 感謝!

 

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10月

22日

また作業を続ける。

稲刈りを続ける。

101022(金)晴れ曇り 一昨日の作業の続き、残った稲の稲刈りをやる。

本当は明日土曜日あたりからやる予定だったのだが、天気予報では皆と予定していた24日(日)が、どうやら早めに天気がくずれそうな気配だ。

 

そうと判ればしょうがない。臨機応変に対応を変え、明日土曜日で殆どの作業をやってしまうように決めた。その為には今日ある程度、作業を進めておく必要がある。そういう訳で予定になかった稲刈りをやる。斯界では天気が一番偉いのである。

今日の夕方の様子。あとは掛け干し作業と、稲刈り未体験の友人の為に稲を一列残しておくのみにした。

 

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2010年

10月

21日

作業を続ける。

刈った分の掛け干しをやる。

101020(水)  曇り 昨日刈った稲の掛け干しをやり、自然乾燥させる。雨が降りそうな気配もあるので、少し急いで竹棚に掛ける。雨が降らないなら、約2週間くらいこの状態にしておく。

残りは今週後半にやる。

 

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2010年

10月

19日

ハシグチ米ネット販売のお知らせ。

今暫くお待ち下さいませ。

1010118(火)曇り 既に問い合わせが殺到して…、はい、嘘デス。殺到はしてまセン。殺到はしてませんが、ぼちぼち問い合わせがある今年のネットによるハシグチ米販売の件です。

 

ご注文をご希望の方々、恐れ入りますが今暫くお待ち下さいませ。また、御予約は受け付けてはおりません。

 

理由は、1、11月上旬に行われる最終作業、「稲こぎ」(昨年のスライドショー参照)が終了し、精米屋さんに出して見ないと、今年の販売量が判らないからです。2、予約だけ沢山頂いて御分け出来るお米がない…、ということを避ける為です。

 

もともと、中山間地の農家、平野の大規模農家ではありません。作付面積が多くないので、御分けする量に限りがあります。どうかご了承頂きたく思います。11月中旬頃に販売量、各お値段、等、詳細を御案内したいと思います。

 

今年は、ちゃんとした手続きはしてないけれど、(まだ勉強不足で)特別栽培米と同程度のお米に出来ました。ですので、昨年の販売ブログに書いていましたように、昨年より少しお値段が高くなる事をご了承下さい。(といっても馬鹿高くはならないはずデス)値段は現在検討中です、何か皆さんから、ご提案、ご意見がおありでしたら、どうぞお聞かせ下さいませ。参考にさせて頂きます。


もうひとつ、大事なお知らせがあります。このHP、無料で作ってるのですが、が故に、その容量が、もう満杯間近で、近く、新しい容れ物に引っ越すと思います。(現在 、MAX500MB中、470MB)お米の販売はもしかしたら、その新HPにて、行なう可能性高いです。ですが、このHPから良く判るよう、移動先をご案内する予定です。期せずして時期が重なって申し分けありませんが、これも流れでしょう。どうかよろしくお願い致します。(strange・N)

 

 

 

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2010年

10月

19日

少しづつやる。

稲刈りを進める。

101018(月)曇り 昨日の稲刈りの続きをやる。だいたい田圃の半分を刈る。その後で、刈った分を掛け干しにする為、昨年作った竹の杭を組み、竹の棚を作って行く。基本、あとの半分は、24日(日)に来る皆とやる予定だ。

今年も、近所の幼なじみDersuクンが手伝ってくれた。感謝!(先日、彼の田圃の稲刈りの掛け干しを少し手伝った。人出が要る時はお互い様なのだ)赤いのがD君。

本日も、ご訪問ありがとうございます。 良い事がありますように…。

 

 

 

 

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2010年

10月

18日

田圃がやっと乾いたので…。

稲刈りを始める。

101018(月)晴れ からっとした良い天気。昨日17日(日)は、秋晴れの好天で近所は稲刈り日和だった。私の所はイマイチ地面が乾燥しておらず見送り。今日になるとようやく乾燥して来た。なので、稲刈りを少しずづ始める。

 

少しづつやるのは、平日で友人たちの手伝いも得られないので、少し刈っては、それを「掛け干し」にし、片付けていこうと思ってるからだ。

 

もちろん、理想は皆が集まる休日にやれるのが一番良い。しかし残念ながらタイミングがずれた。そして、「ヒト」より「お米」の方の都合を優先した。プロジェクトの皆さん、メール出しましたが、ご了承願いたい。週末には、まだ掛け干しの作業はあると思うので、宜しくです。

昨年と同じ、お隣さんのご厚意により、お借りした、稲刈り機(2条刈りバインダー)で、今年もやる。一年振り。扱い方を忘れる。これに限らず、機械類は、その時期過ぎたら全く使わないので扱い方忘れるのだ。色々さわってようやく思い出し作業を始める。

本日はここまで。

 

本日も、ご訪問頂き、ありがとうございます。良い事がありますように…。

 

 

 

 

 

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2010年

10月

15日

地面が乾くのを待つ田圃。

お米プロジェクト’10 ~ 稲刈り直前!

101015(金)晴れ このところ、九州北部は日射しのないイマイチぱっとしない天気が続いていたが、今日は久し振り天気になった。

 

さて、お米プロジェクト’10の田圃は、どうなってるのか? お陰様で、ほぼ、もう稲刈りしてもいい状態になっている。では何故そうしないの? 稲はそういう状態のなのだが、かなり前から水を抜いてる田圃が、まだ地面が乾かない。乾かないと、稲刈り機を入れても泥濘に機械が入り込んでやっかいなことになる。稲刈り機(2条刈りバインダー)は、お隣さんの御厚意でお借りする。そうやって機械壊したりすると大変。なので現在、地面の乾きを待っているところだ。

 

天気が良く日射しがあって風がある方が乾燥する。ところが、これまで天気がぱっとしなかった。天候、それから、プロジェクトを手伝ってくれる人たちの休日、全てを上手く合わせるのはかなり難しい。何とかうまく出来る事を祈る。10月24日(日)に集まってもらう予定。しかし、稲刈りそのものは、少し前に私が始めているかもしれないと思う。プロジェクトの皆んなには、主に「掛け干し」の作業に手伝ってもらう予定だ。皆さん、どうぞよろしく!

 

お米プロジェクトも今年で2年目、今年も、どうにかなんとか、お米が出来そう…。自慢出来る事があるとすれば、減農薬であることだ。この地域の平均的、農薬散布回数は4回。私の所は2回、それも、もっとも軽い農薬、「バッサ」で乗り越えた。それから、地域の方は除草剤使用、私のところは未使用。(お陰で今年は草取りだったが…)それから、稗専門の除草剤も未使用。(お陰で稗取り、一番大変だったが…)そして、これからやるのだが、「掛け干し」による自然乾燥米であることも、アピールしておきたい。

 

慣行レベルに比べて農薬・化学肥料の使用回数が50%以下で栽培された農産物は、特別栽培農産物として扱われるらしい。これは、このHPを見られた、遠く東日本にお住まいの方からわざわざ教えて頂いた。(要平さん、ありがとうございます!)どうやら、これに該当するのでは? 県か何かのお墨付きはもらってないが、(そういうのは何処か面倒臭いと思ってる…)その辺りは無農薬ではないけれど、作って2回目にしては、よく健闘したのでは?と思っている。

 

未だ全ては終了してないので、回顧には早いが、思えば今年も色んな方のお陰でここまで来れた。来れたのが信じられない位だ。ひたすら感謝!でありマス。感謝は具体的な行動で示さないと伝わらない…と私は思ってる。(ただ感謝というだけなら簡単だ)今後はそのことを考えて行こうと思う。

 

お陰様で、大きな台風も来ず、虫は来たが被害は出ず、稗も相当取って殆どなく、昨年と同じような、黄金色の「豊饒の海」が出来た。

首部を垂れる稲穂は、何時見ても美しい。

 

本日も、ご訪問頂きありがとうございます。良い事がありますように…!

 

★お米プロジェクト’10定点観測、9月21日〜10月15日(本日)までUPしました!

 

 

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9月

29日

三たび害虫が発生!

背に腹は代えられぬ…。

100929(水)曇り、最近、近所の田圃がたいてい害虫取りの噴霧作業をやっている。田圃にまた害虫が発生しているのだ。私の所はお盆後に噴霧して以来ずっと大丈夫だったのだが、とうとう私の所も害虫が発生した。寒くなると「寄り虫」とか言って虫が寄って来るらしい。これで今年3回目、全くぐったりする。

これが害虫だ。まだ孵化したばかりで小さい。つぶつぶがそうだ。

放っておくと根元がやられ、稲が倒れ穂が白くなり実がなくなる。

苦渋の選択で薬を撒く。前回と同じ一番軽い「バッサ」である。因みに昨年も2回やった。今年もこれでもう終わりにしたい。勿論撒きたくないが、他にどうしろと、いうのだろう。これでも、廻りの田圃の方の4〜5回よりかなり少なく努力してるのだ。どうこう言う方はアナタが無農薬米作ればいい。私だって農薬はかけたくないので悔しい。自分が防毒マスクして体張って散布した。自分の画像はないが私がやった。もう、こうやってまでお米作りたく、なくなって来た。今の私では残念だが、これが精一杯なのだ。

害虫取りではいつも母と意見がぶつかる。無農薬なんて出来っこない。ハナから言われるとへこむ、たとえ、何十年かかっても挑戦する価値は私はあると思う。 しかし、かといって今年も具体的に対応が出来なかった。効くかどうか判らないが、木酢液を買うまではいったが、散布する器械が高いのでそれを買うのを見合わせた。地域の肝入りの作業もあったりした。

死滅した害虫。
死滅した害虫。

合鴨農法? 合鴨を、廻りに一杯いるイノシシから守る為の、それこそ頑丈な小屋から作らないといけない。草は食べてくれるが害虫には合鴨、役に立たないと思う。簡単には行かない。何度も書きますが市販のお米、完全無農薬米と名打ってない限り、みんな、農薬を散布してるのですよ〜。私の所より多いハズです。たいてい最低 4回くらいはかけてある。それは一応知ってて下さいね〜。

 

このブログだってUPしない選択も出来る。だまってりゃ判らない。殆どの人はここ、惑星ハシグチの現場の田圃に来たことさえないのだから。(簡単に来れる所でもないが)だが、私のHP内で嘘もつきたくないし、来年、今年のようにお米作るなら、データとして残して置く必要がある。のでUPしてマス。

 

本日もご訪問ありがとうございます。良い事がありますように…!

 

 

 

 

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9月

25日

稲、あちこち倒れる!

強風が地域を襲う。

100925(土)晴れ。本日は稗取りの最終作業をやる。田圃は、秋分の日だったか、このあたり、台風でもないのに強風が吹き荒れた。翌日田圃に行くと下のように稲があちこち倒れていた。

▼近づくとこんな感じ。

▼そういう中、稗の残りを一応取ってしまう。

稲の倒れ具合、私の田圃はまだ非常に軽い方だ。気の毒にもっとベッタリと倒れているところもある。肥料の栄養過多だと倒れやすいそうだ。栄養少なくても困るし、その加減が難しい。しかし、稲は強くて多少倒れてても成長する。また、稲刈り機は倒れた稲も刈って行く。なので、大丈夫、だと思ってる。しかし大きな台風がまともに来たらまずアウト。今のところは感謝!である。あと一ヶ月足らずで稲刈り。なんとかこのままいってほしいと皆願っている。

 

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9月

22日

とにかくやる。

3回目の稗とりその2

100922(水)雨〜晴れ。 本日は雷雨だったり晴れたり曇ったりの目まぐるしい日。しかし天候に関係なく稗取りを合羽を着てやる。ゲリラ雨だろうが何だろうがやる。理由は、今やっとかないと、結局、もっともっと先々大変になる。からだ。

 

こういう作業の時、たった一枚の田圃が果てしなく広大に見える。幾ら稗を取っても遅々として進んでない、気が、する。立ち止まって、ため息ついててもしょうがない。眺めていたって、理屈を考えたって、稗は減らない。とにかく一つでも取る。取った分は少なくとも確実に減って行ってる。何時かはこの作業も終わることを夢見て。今日までの一日半の作業で、半分終了。明日で全部終了したい。今週は後に色々仕事が控えている。今日の作業後は『三谷ブルース』の気分だった。…っと言うワケで、以上!おしまい!

黒っぽいのは稗。ヤな汗が出る。

根元から切る。間違って稲を切る時もある。泣きたくなる。

取った稗、大量だ。大漁ではない。
取った稗、大量だ。大漁ではない。

種が落ちないうちに処分する。

 

本日もご訪問ありがとうございました!良い事がありますように…!

 

 

 

 

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9月

21日

しつこく生えてるのである。

三たびの稗取り大作戦。

100921(火)晴れ。非常に蒸し暑く真夏の様な日射しで、参ってしまう日だった。さて田圃の様子だが、お陰様で、稲はそれなりに成長して来ている。だが真夏にRさんと、その後も一人で、あれ程取った稗が、まだ沢山あちこちに出て来た。成長してハッキリとその姿を現し初めたのだ。

稲はお陰さまで、今年もそれなりに成長して来てる。自然に感謝!

これが成長した稗、この種が落ちたら来年は稗だらけの田圃になる。
これが成長した稗、この種が落ちたら来年は稗だらけの田圃になる。

しかしこのように、まだ稗がある。それもハッキリと姿を現し始めた。この種が田圃に落ちたら、また来年は指数関数的に稗が増えることになる。それは是非とも阻止したい。なので、三たび稗取りする。去年はどうだったのか?去年のブログ等読み返すと、去年はこの作業をやってない。では去年、稗はなかったのか? そうではない。あったのだ。だが、去年は良く判らず、そのままに放っておいたのである。無知だったのだ。稲刈り、稲ごぎに稗が沢山混じっていたようだ。

 

 

田圃、よく見ると黒っぽい草があちこち見える。それが稗。
田圃、よく見ると黒っぽい草があちこち見える。それが稗。

稗は田植えをした直後、未だ背丈が小さいうちに、稗だけをやっつける農薬があるそうだ。近所の田圃は、皆それを撒いてるので稗はない。お米作りで、苦労をしたくないので、そうしておられる。それをどうこう他者が言えたものではない。無理もないのだと思う。私のように田圃一枚だけやってる訳ではない。複数あると、稗を取る時間とエネルギーは膨大なものだ。一枚でも大変なのだから。

本日取った稗の一部、別の場所に捨てる。
本日取った稗の一部、別の場所に捨てる。

稗は種が白くなると落ち始める。そうなるのももうすぐだ。その前に取らなければならない。時間との勝負になる。

 

本日もご訪問ありがとうございます。良い事がありますように…!

 

 

 

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9月

06日

台風が来る前に。

やれる事をやる。

100906(月)曇り 相当久し振りに温度が少し下がった。28℃位だ。 今日は、本当に久し振りに涼しく感じる日だった。台風9号が九州北部に接近してる。まともに来ない事を祈るばかりである。

刈る前。
刈る前。

先日刈った田圃の畦の反対側の草を刈る。イノシシ電柵に草が触れると正常に作動しないのだ。ここに草が生えないよう、除草剤を撒く方もおられるが、私はそれは選択しない。

後。
後。

家の前畑を小型耕耘機で耕耘する。秋野菜を作る準備だ。何度もやってるようだが、何度もこの作業は必要なのだ。なので何回もやる。通常何か作るまで3〜4回はやると思う。

耕耘前。
耕耘前。
後。
後。

その他、一時はダメだったナスビが追肥して生き返って来たところなので、支え杭を打ち台風に備える。あと家の回り、物が飛ばないように確認整理する。

 

本日も、ご訪問頂きありがとうございます。良い事がありますように…!

 

 

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9月

02日

不在中に伸びたのだ。

田圃の畦の草を払う。

100901(水)晴れ 不在中、伸びに伸びた田圃の畦の草を刈る。刈っておかないと、害虫や毒蛇のかっこうの場所になる。

刈る前。
刈る前。
後。
後。
イノシシの電柵の下も刈る。そうしないと、草が通電をじゃまするのだ。
イノシシの電柵の下も刈る。そうしないと、草が通電をじゃまするのだ。

作業日誌的にて失礼。

本日も、ご訪問頂きありがとうございます。良い事がありますように…!

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8月

31日

順調に成長してます!

お米の花が咲いている!

100831(火)晴れ 不在にしていたので、久し振りに田圃へ行く。有り難い事にざっと見る限り、順調に育っている。

毎年9月1日は『出穂』と言って稲の花が咲くのだが、今年は、遍路から帰っ来た昨日には既に花が咲いていた。開花が早いのは、やはり暑いせいだろうと母の見解。稲の花は昼間しか咲かないそうだ。受粉の為この時期は田圃にむやみに入ったりしてはいけない様子。花が落ちてしまい受粉出来ないからだ。

この白いのが稲の花。毎年9月1日くらいに咲くのだが今年は早い。ひとえに地球温暖化の影響だ。

本日もご訪問頂きありがとうございます!良い事がたくさんありますように!

 

 

 

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8月

21日

田圃の虫を捕る。

農薬を噴霧する。

100820(金)晴れ 今日も、九州長崎県北部、モノスゴイ暑さである。

そんな中、夕方、田圃の虫対策に、他に打つ手はなく、農薬を撒くことに。

農薬は『バッサ』というヤツ、3kg、730円、それを、2袋農協からお昼に買って来る。一口に農薬といっても、軽いのから、それこそ強力なやつまで、色々ある。『バッサ』は『パタンバッサ』『アポロバッサ』という商品名につれ強力になるそうだ。農薬の中でももっとも軽くて安い『バッサ』を使用。

一年振りに使うので、中々発動しない。たまたま、依頼して庭木の剪定に来て頂いてるTさんに、器械を見て頂く。プラグの湿気を取り除いて、ようやく発動。Tさんが居なかったら、」今日の作業は延期になってた。(そうなると、後で判るのだがものすごく色々まずくなっていた!それが回避された。ひたすら感謝だ!)Tさんどうもありがとうございます!感謝します!

色んな方の助けを受けて何とか準備が出来、いざ田圃へ。

噴霧器を使っての虫取りは、きつい。

その理由は、

1、農薬が体内に入らないよう、基本口を頭部から強力なバンドでの防毒マスクで覆う。マスクの下にも普通のマスクをしてる。まず、夏の蒸し暑い最中、これを装着するだけで、何もしなくても苦しい。

 

2、それから器械をしょって、田圃の中を歩くのだが、水があり、足を取られかなり歩きづらい。呼吸も苦しい。

 

3、終了後、アルコールを飲めない。暑い中やったのだから、ビール(発泡酒)くらい飲みたいではナイカ!

 

4、厚手の長袖を着てるが(暑い!)汗をかくし、皮膚からの農薬侵入はあり得ると思う。すぐシャワーを浴びるが、言わば私は命を削って作業をしてるのだ。

散布後、虫はお陰で死んでいる。(白いのが虫の死骸)このブログは、ここだけ御覧にならずに、是非一つ前の『本当に難しいのデス』と併せて見て頂きたけると嬉しいデス。

 

本日も、ご訪問ありがとうどざいます。良い事がありますように…!

 

 

 

 

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8月

20日

本当に難しいのデス。

無農薬米への遠い道。

100818(水)晴れ 田圃に再び虫が発生している。今回は前回のように廃油は使用出来ない。理由は稲が既に大きく成長しているので、根元に廃油をかけるには稲の葉をかき分けてやらなくてはならない。それに廃油は前回で使い切ってしまった。

 

先のラフィキさんから「木酢液を根元にかけて見たら?」という提案があったのがずっと頭にあった。木酢液は、炭焼きで出来る自然の酢酸である。人体には勿論、植物にもやさしい。これを、インターネットで調べ、誠実そうな会社から購入。値段も、1.5ℓ1300円くらいで、そう高くない。少し前に注文し、予め家にあった噴霧器で、薄めて根元に噴霧しようと思う。

 

これで害虫が採れるなら、農薬ではないし噴霧してる時も人体に無害だし、完全ではないにしろ、かなりの無農薬米に近づける。そうなると、自分たちが食べる米としても、皆さんに販売するにしても、かなり自信を持って提供する事が出来る。つまり堂々とセールスポイントをアピールすることが出来る。良い事ずくめだ。早速作業にかかる。

 

本日は夕方より、地域のお葬式のお通夜、肝入りである私は少し早めにいかなくてはならない。また、明日は終日葬儀関連で、田圃のこと出来ない。なので今日、午後3時位までに終了したい。

 

そうやって、希釈液をメーカーに問い合わせ最も適切な希釈 700倍〜1000倍、を確認、しかしすぐ、そんなに薄めて効果あるのか?疑問、それも質問、そうすると濃いと酢酸の酸が強くかえって植物をいためることになる事が判明。納得し作成。そこまで準備し作業開始したのが、午前11時前、おりしも炎天下。1〜2時間で終了すると思ってた。が、そうはいかなかった。結果からいうと、木酢液噴霧は涙をのんで中止せざるを得なかった。

 

理由は、使用した噴霧器(10ℓ用)は、充電して一時間くらいしか使用出来ない。一時間位したら噴霧の力が弱まり仕事にならない。また充電に2時間かかる。田圃の害虫は捕る時は一気にやらないと虫が逃げるだけで効果がない。つまり作業効率がひどく悪い。本来、家庭菜園用の噴霧器なのだ。

 

では、田圃用の水溶液用噴霧器というのはそもそもあるのか? ある。私の家にないだけ。困った時の神頼み、ヤンマーのEさんに電話で、その器械がどの位するものか尋ねて見た。6〜7万円もする事が判明。

 

そこまで購入してやるか?、そんなに高価な器械を買ってると今年も赤字になる。設けは勿論のこと、マイナスの決算だ。長い期間苦労して作ってマイナス。一体何の為にやってるのか自分でも判らなくなる。

 

最近特にそうだ。では、お金の為にやってるのか? それが第一義ではないにとしてもお米作るほど赤字というのは是非とも避けたい。では何が第一義?まずは、自分の家で一年間食するお米を栽培するのを第一義にしている。その次に余った分を皆さんの中の希望者に販売出来、手伝ってくれた仲間にお礼として進呈出来たらいいと思っている。この流れは理解してもらえてるだろうか。

 

ともかく、炎天下で、作業も遅々として進まない。クラクラしそうな暑さだ。噴霧のパワーが残念ながら弱い。時間が掛かりすぎる。夕方の通夜の受付参加までに終了しない。かといって明日は告別式で終日つぶれる。田圃の虫はその間、確実に成長し増える。涙を飲んで作業を中止する。これはもう、明後日金曜日に薬を別の噴霧器(粉用)で噴霧するしか選択肢がない。

 

是を読まれている貴方がそうであるように私だって農薬は使いたくない。

しかし現実的なところ、使わざるを得ない状況なのだと言う事を理解して頂きたい。

 

何度も書きマスが、完全無農薬と名打つてない限り、市販されているお米全て農薬がかかってることは知っておいて頂きたい。農薬も軽いやつから、散布するとその後、虫は一切でない強力なヤツまであることも知っておいて頂きたい。それを何回もかけてあるのが市販の普通のお米なのでアリマス。

 

私のところは、田植えた後、大抵の田圃は除草剤を撒かれるのだが、撒いてない。草取り作業が増えるのだが、そのぶん農薬はない。大抵の家は3回位農薬撒かれるのに対し、廃油を使って処分したので、1回のみ、それも最も軽い農薬、『バッサ』で処理する予定だ。

 

東北の「奇跡のリンゴ作り」で、今一番注目されている木村秋則氏(『リンゴが教えてくれたこと』(2009年)等の著作)はリンゴの他にも田圃作りにも言及されているようなので、読んで調べて見ようと思ってる。

 

ともかく、ここ長崎県のように大陸に近く、偏西風に乗り中国からの害虫が台風とともにやって来る場所での無農薬米作りが、如何に難しいか、痛感してる次第デス。

ネットで購入した木酢液。使用途は多く、無駄にはならないのが救い。
ネットで購入した木酢液。使用途は多く、無駄にはならないのが救い。
園芸用噴霧器 野菜にかける分にはいい。
園芸用噴霧器 野菜にかける分にはいい。
最初は勢いがいいのだが、すぐバワー不足になり残念!
最初は勢いがいいのだが、すぐバワー不足になり残念!

 

本日も、ご訪問頂きありがとうございます。良い事がありますように!

 

 

 

 

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8月

17日

田圃のイノシシ対策−2

電気装置を設置する。

100817(火)晴れ、本日は先日亡くなった従兄弟の49日法要後、田圃イノシシ対策の続きをやる。電気冊の電源をセットするのだ、以下の画像のような、装置、単1電池8個で作動する。

一つをアースに繋ぎ、もう一つの導線を全体の囲い繋ぎ、暗くなると自動的に電気が流れるようにセットする。

これは、電気がちゃんと流れてるか調べるテスター、持ってなかったので購入した。1500円位。ちゃんと流れている。OK!

セット出来た装置を雨風から守るため、ポリバケツを被せる。これが一番手っ取り早いからだ。噂では、この装置を盗む人がいるらしい。そういう、耳を疑うようなことが実際ある。それが住んでいてトテモ悲しい。悲しいけれど、盗まれるとこちらも困るのでヒモでバケツを固定する。これで、イノシシ対策は一応今出来ることを目一杯やった。

 

このブログを夜半作成中に、地域から訃報が入った。村人お年寄りの方が亡くなった。緊急の寄り合いが訃報のあったお宅で今夜開かれる。そういう習わしなのだ。肝入りは地域の葬儀も色々やらなくてはならない。再び明日から2日間多忙になる。昨日の「星祭り」がますます奇跡のように思えて来る。

 

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8月

15日

続、お盆の最中だが…。

稗とり大作戦決行!

100815(日)曇り お盆の最終日 昨日から兄の家族が来訪していて今日午後帰る。一休みして稗取り大作戦をやる。あと半分残っていたが、前半程は多くなく、一応夕方で終了を見る。

今日は風があって稲の間を吹き抜ける。見えない存在が通り抜けて行く。
今日は風があって稲の間を吹き抜ける。見えない存在が通り抜けて行く。

やっと、岸まで来れた。途中は何時終わるのだろうかと思うが、いつか最後は、やって来る。明日以降、もう一度全体を見直す。

 

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8月

14日

お盆の最中だが…。

稗取り大作戦決行!

100814(土)曇り お盆の中日、数件の初盆の挨拶に行った後、昨日の続きの稗をとる。「稗取り大作戦」に深い意味はない。どうしてもこの時期にやらなくてはいけない作業なので、少しでも自分が楽しくやれるようにネーミングしたまでだ。「稗取り大作戦」、良いではないか。

取った稗は、畦から適切な場所へ持っていく。結構な量になる。

今日で、面積半分取った。あとの半分は、そう多くはなさそうだ。

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8月

13日

田圃の草取り3

再び稗を取る。

100813日(金)曇り お盆になり、お坊さんが早朝自宅にお経を唱えに来た。

お盆的行事も控えているのだが、それらは明日以降ということで田圃をやる。

 

10日程前、惑星ハシグチを訪問して頂いたラフィキさんと、稗取りして以来である。その時も相当念入りに取ったが、日をおくと再び生えている。お米作りには稗はとにかく嫌われものである。放っておくと種をまき散らし、来年はもっと稗だらけになる。今では雑穀米とかいって、稗とか粟とかが混じったご飯が人気だから混じってもよさそうなものだが、どうやらそうではないようだ。稗の厄介なところは、

 

1、稲とそっくりで見分けにくいこと。

2、大きくなれば成る程、引き抜くのに大変な力がいること。

3、稗があると、より虫(害虫)が発生しやすいこと。

4、とにかく取らないと、田圃が将来稗だらけなること。

 

などだ。そういう理由から、もっとも効果があって取るのに楽な時期は、稗がまた小さい田植え後から2週間位の時らしい。その時期にシッカリとっておけば、後がもの凄く楽なのだ。

 

今年はその時期に雨が多くそれを口実に少しサボったため、後の作業に手がかかかっている。しかし、こういう経験をしないといかに早めに取る事が大事か認識しなかったかと思う。バカなので身に沁みないと判らない。

田圃の稲も随分成長して来た。
田圃の稲も随分成長して来た。

▼他の草は、稲がある程度成長して来たので、そう、影響はなく放っておいてもいいのだが、稗だけは取らなくてはいけない。これが下の画像御覧のように、稲のすぐ側に、擬態するように生えている。(向かって左が稗、右が稲)

▼こんなに隣接して生えている。(手で掴んでるのが稗、掴んでない残りが稲)引っ張ると稗だけきれいに取れる。

田圃に小雨が降った。仕事はカンカン照りより遥かにやりやすい。また、小雨が降ったことによって、こういう時しか通用しないが、稗と稲のまた新しい見分け方を発見した。下の画像を良く見てほしい。稲はまだ成長段階なので葉っぱが雨にぬれても真っ直ぐしている。が、稗は稲より成長が早いので、葉っぱが雨でたれている。画像では判りにくいが稗には水滴が沢山ついているのだ。

▼取るとこんな具合。根が稲より太く、本当に取るのに力が要る。

この位の大きさになると、田圃に埋め込むのも無理なので、畦にひとまず引き出す。このまましておくとまた、生えたりするらしい。凄い生命力なのだ。なので、また集めて適当な場所へ運ぶ。今日は田圃3分の1くらいやれた。曇り空が作業をはかどらせた。感謝である。

本日も、ご訪問まことにありがとうございます。良い事がありますように!

 

 

 

 

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8月

13日

備えあれば…

田圃のイノシシ対策−1

100812日(木)曇り 田圃の廻りにイノシシ対策の杭を打ち、電線を張り巡らす。去年は幼なじみF君に全面的にお世話になったが、今年は去年を思い出しながら自分でやってみる。

杭を設定し、電線を張り巡らす時、ほんの少し、アクション映画で爆薬をしかけるあの気分になれる。だからどうしたという訳ではないが…。結構時間はかかり、電源装置などはまたの日にすることに。作業日誌的にてお許しあれ。

 

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8月

05日

暑くてもやるべきことをやる。

畦の草取り、お墓の剪定。

100804~5(水~木)晴れ 厳しい暑さが続く。夏のど真ん中!短時間集中型で、やるべき作業を進める。ラフィキさんがおっしゃるように、先手先手の作業が確かに必要なのだ。その為には全体の流れを把握してなくてはいけない。私などはまだ、ぶっつけ本番的で、流れの理解がイマイチだ。今はここにいないラフィキさんの言葉は、殆ど全て心に残っていて私を行動に促す。

作業前
作業前
後。
後。

一方、お盆も近づいて来たので、お墓の樹々の剪定もやる。とにかく、誰かがやらなくてはならない。私がやる。ご先祖はそれをどう思ってるやら知る由もないが…。酷暑の中、時々さやかな風が吹き抜けるだけだ。

剪定前
剪定前
後
剪定前
剪定前
後

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8月

04日

農業と農的暮しの狭間で。

マレビト、Rさんの訪問がもたらしたもの。

マレビト(稀人・客人)は民族学者、折口信夫が考えた概念。ざっくり言ってしまえば、共同体の外部からやってきた旅人のことである。日常的に閉じている地域共同体に非日常の風穴をあけてくれることが多い。

 

Rさんの来訪は、まさにマレビトに相応しい印象的な風をあたりに残し、次の旅の地へ去って行かれた。

 

最初は軽い気持ちで、田圃の草取りを経験的に少しお手伝いして頂けたら良いと思っていた。が、実際に草取りされると、小さい時からお米作りのお手伝いをされ、かつ、農の専門家と言ってもいい現役時代をご経験されておられるRさんは、この草取りの全体像が既に見えていたのだろう。「これは…」と思われたのか、計五回の朝夕、田圃の草取りだけに集中された滞在だった。

 

私は、せっかくこの最果ての地においでになられたのだから、草取りは適当にやられ、あとは近郊の温泉や海でも車でご案内しようと促すのだが、とにかく田圃の草、特に稗とりを真剣に最後までやられた。

 

終いの方には、「どうしてそこまで、やられるの…?」などと尋ねる始末だ。Rさんは「私には今日、ここに来ている時しか手伝えない…これが(今年)最後かもしれないからね…」というような意味合い(言葉は正確ではないのですが)を作業しながらおっしゃられる。

 

関東圏の地主の家に生まれ、小さい頃からお手伝いされた田圃は、都市近郊だったせいか、全て様変わりし、かつての面影もないらしい。そういうRさんしか判らない思惑が、この田圃にオーバーラップするのかもしれない。

 

それと実際、今年の田圃の草は時に稗が多い。田植え以後、雨が多く、その時やるべき作業(稗を小さいうちに取ること)をやりすごしたせいが大きい。稗はすこぶるお米作りには相性が良くない。取らないと2週間後には花が咲き、放っておくと種が多数田圃に撒き散らかされ来年はもっと大変になる。稗は余計に虫がつく。

 

その、事の重大さは、ラフィキさんが来るまでは実は把握してなかったのだ。これが後になって、お米作りを巡る意見交換を夜にやった時に氏と考え方の相違を確認した切っ掛けでもあった。

 

         農業と農的暮し。

 

結論から先に言えば、お米作りは厳しい。真剣勝負、生半可な気持ちではダメである。ことをRさんは主張。  私も、確かにそうなのだと思いつつある。2年目にして少し判ってきた。その大変さが。しかし、最初からプロ見たいに出来ない。経験浅いうちから次の作業の見当はつかない。最初から厳しさだけを強調したって、今日、若い人達は殆どその現場から離れて行くだろう。「厳しいが、こういう良い点がある」というフォローが必須なのではと思う。

 

つまり、大きく言えば、Rさんは、農業を目ざす人に於いての心構えを強調。 一方私が求めているのは、(まだ、形にも出来てないのだが)「農的な暮し」だ。「農的な暮し」というのは、他に職業を持って、農ある暮しを楽しむ事、「半農半X的」な生活である。今は全く形になってないが、是が今後の理想生活スタイルと自分では思っている。非難轟々だとしても。

 

その時の農は、自分が丁寧に管理出来る面積の「小さな農」である。何故ならば、「小さな農」は手が行き届く故、幸せ感があるからだ。面積が広いと、管理も大変、やる事は多く、忙しくなり人生が荒んでくる。

 

現在残念ながら、Xが見つかってないので、農業見習い的なところだ。また、小さい農を目指したいが、若干管理出来ない面積があったりする。理想には程遠い今だ。しかし現実がそれほど確固たるものでないという考えもある。状況は変化していくのだと思う。

 

なので、Rさんが来た時に田圃の草より温泉や海のお誘いをしたが、これが本当に農業に真剣なら、ここは何より、草取りを是非手伝って!ではないかな? とRさんは主張するのだ。それはその通りだと思う。

 

しかし、私は、正直、田圃の草の現状を、その時点でそこまでは把握してなかった。また、今までの農家のプロの方が離農して行ってるという事実がある現在、生産性のみに重点を置く農業ではなく、そこに作るヒトの喜び、健康な野菜とお米を重視したものを考えたかった。なので、多少の失敗があってもいいと思っていたところがある。そこは、少し考えの違いを互いに確認した次第でありマシタ。

 

しかし、意見の違いはあっても、こんなに熱心にかつ専門的な知識を教えて頂き、お酒を飲みつつ真剣に意見を交換出来たことに深く感謝!。実際どれ程助かったか判らない。Rさん、この度はまことにありがとうございました。今後の旅の健康と安全をお祈りします。

 

今日も御訪問頂きありがとうございます。良いことがありますように!

 

 

 

 

 

 

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2010年

8月

01日

田圃早朝草取りwith Mr.R

草取りをせずして米作りは語れない。

100731(日)晴れ曇り 早朝5時頃に起きて、6時前に田圃に行った。Rさんと一緒だ。昨日の午後の続きの田圃の草取りをする。田圃に何故草が生えるのか?除草剤を撒いてないからである。何故撒かないのか?、出来るだけ農薬を使いたくないからである。除草剤を撒くと、殆ど草は生えない。ので草取り作業はなくていい。楽。農薬を減らす方向は、作業が増える。草を取る作業は、最初そうでもないかのようだけれど、長時間や、数日となると結構きつい。

 

これはやった人でないとあたりまえだけど判らない。そして皮肉なことに、たいていの人たちは一生を通じても、体験する機会は殆どない。つまり、より農薬の少ない(理想は無農薬)お米を作ろうとすると、かなりそれなりのけっこうな手間ひまと体力とエネルギーが必要。その過程の先にそういうお米があるのだというありがたさが、殆ど伝わらないシステムになっている。それには脱力感を感じる程、残念である。

関東の某所から青春18切符で、遥々おいでになった、Rさんは、

小学生〜中学生まで、関東地方の豪農のご実家で田圃作りを手伝っておられたそう。(その田圃は今は団地に変わってしまったらしい)。私の昔ながらに近い田作りは偶然にも?Rさんの何かを刺激してしまったようだ。

「稗は必ず取るように。早めに取らないと後2週間もすると花が咲く。種が出来る、種が散ると、来年また、より沢山の稗が出来る。早く取れば楽。後になれば成る程、引き抜くのに大変な力が必要、きつくなる…」

 

早めに取りたいが、早い段階で稲と見分けるのが至難の業、そっくりだから。見分け方は、稗が僅かには葉の色が黒い。真ん中に筋がありそれが盛り上っている。節目の所が稲より白く明確。稲のその部分にひげがあるが、稗にはない。株が若干稲より細い。根のひげは稲より太くしっかり張っている。稲より成長が早い。稲のそばに生えているのは稗。大きい稗は一旦押して引き抜く。そうしないと、田圃に穴ぼこがあく…」。等の知識をRさんが、教えて頂く。ひたすら感謝!ありがとうございます!

左:稗 右:稲
左:稗 右:稲

「草とりを皆に体験させないと教育にならない。米作りの人口は増えない。

お米作りは真剣勝負、道楽では出来ない…」と、作業しながらRさんは私に言われる。元、農の教育に造詣深い方らしい発言だ。

 

早朝からやった作業も午前9時近くになると、さすがに、私など電池が切れて来て「Rさん、そろそろ止めましょうよ〜」とか促すのだけれど、Rさんは生来なのか、ねばり強い方で、草取る手を休めない。「ああ〜どうして、そこまでやるの〜」私には判らない。しかしRさんにはRさんの思惑があるのだろう…。

 

暫くしてやっと、作業を止めた。田圃の草はあと少し残っている。

 

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2010年

7月

31日

友、1000km以上の彼方からやって来る!

Rさん、惑星ハシグチ参上!

100731(土)、晴れ曇り 昨晩、1000km以上離れた遠方から、メル友、Rさんがやって来た!夏休みということで、青春18キップを利用し、1300年祭で賑わう奈良からやって来た。あまりに嬉しかったので、朝方まで、飲んで話してしまう。

 

午後になって、母と話が弾むRさんを残し、田圃の草取りをしていたらやって来た!Rさん! 完全作業スタイルだ。私は、遠いところからおいでなのだからご自由にして頂けたらと思っていたのだが、とうとう参上された!  お米プロジェクト'10の田圃に!

 

お米プロジェクト’10の田圃に、あの、Rさんがいる!感無量!で、夢を見ているようだった。

もともと、かつてのお仕事がら農にはお詳しい。知識だけでなく、事実、ふつうの方には見極めがむずかしい、稲と稗の違いもちゃんとやられる。かつ、仕事も熱心で丁寧。けっこう長い時間やったので、「Rさん、もう止めよう〜」っと言っても、中々お止めにならない。曇りがちとは言えそれなりにきつい作業。なのに時々鼻歌なんかも聞こえる。そのあたりが、ラフィキさんのスゴイところだ。ひたすら、ひたすら感謝!である。作業は明日、早朝に続く。

 

 

本日も、御訪問頂き感謝です。良い事が在りますように…。

 

 

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2010年

7月

29日

田圃の草取り2

稗を中心に…。

100729(木)晴れ曇り 田圃の草取りを再びやり始める。先日やったばかりだが、再び生えて来ている。特に稗の取り残しが多い。稗は、良く見極めないと稲と間違う。トテモ良く似ている。いわゆる「似て非なるもの」 

 

稗は、稲より根の張り具合い、根の太さに於いて、全てを上回っている。そして、害虫を寄せつける。大きくなると、引き抜けなくなる程、根が強い。

厄介ものなのだ。除草剤をふれば、その他の草(イモガラという草など)

は消滅するそうだ。しかしそれは選択しない。であれば、草取るしかない。

母に稗の処分の仕方を習う。稗を結ぶようにして成長を止める。

それを田圃の中に足で埋め込む。そうすると草は田圃の栄養になる。

草はまだまだありそう。田圃は『土用干し』と言って、いったん水を干上がらせる作業をやるのだが、(実際その途中だったが、)草が多いので、草を取ってから干すことにする。明日は暑そうなので、早朝を試みる予定だ。

 

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2010年

7月

22日

朝夕作業に替える

田圃の草取り。

100721~22(水~木)晴れ 田圃の虫取りで、後手になっている草取りを、時間をシフトし、夕方と翌、朝方に作業する。ひとえに太陽光線の強い時間帯を避けるためだ。サマータイム、或はバリ島的ライフスタイルと勝手にイメージして、生活にアクセントをつける。

朝夕の涼しい時間帯に作業して見て判ったが、仕事量が断然多く作業が進む。昼間は、暑いというだけで、仕事量はもの凄く少なくなる。一時間もいるだけで、 木陰に避難したくなるのだ。これは夕方の作業。取った草は地面に埋める。再び生えないように、葉先を地中に埋めてしまう。

これは7月22日(木)早朝5時過ぎ。涼しく、大気も新鮮、人は殆どおらず、何時にも増して静か。凄く気持ち良い。作業もこの涼しさの中ではかどり、最後まで行けて終了する。

 

夏の早朝は気持ちいい。だけどそのくらい皆、知ってることと思いマス。判っているけど、強いモチベーションがなければ、この時間に起きようとは中々しないものだとも思う。

 

これで、今回の草取りはこれで終了であるが、草は、また暫くするとどうしても生えて来る。また、やることだろう。

作業して約2時間後、朝日が昇る。日射しが暑くなり始めた頃、家に戻る。

 

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7月

19日

短期集中作戦でやる。

田圃の草取り

100718~19(日祭日)晴れ 絵に描いたような夏空が広がる惑星ハシグチ、

日射しの強い昼間を避けて、2日とも午後3時頃から田圃へ行き、草を取ることにした。

 

18日は前日が虫取りした日で、その疲れがあったのか、1時間位で体がきつくなり止めた。田圃より健康。仕切り直した今日19日、同じ時刻くらいから始める。しかし、暑さには敵わず2時間でギブアップ。わりと根性ないナ〜と思うアナタ、やって見るといい。2時間やれれば立派だと思う。

 

日が沈むとまた違うのだろうが、予定もあってそう遅くは出来ない。ここは、短期集中型でやることに。既に田圃の半分はやったので、残り残り半分もその方向でやるつもりだ。

このあたりでは「イモガラ」と呼ばれる田圃の典型的な雑草、放っておくと、ホテイアオイのよう大きくなる。

真ん中のこれが、稗(ひえ) これはこの位で早目に取る。そうしておかないと後で取るとなると、凄く根が張って力も必要になる。楽なうちに取り除く。

稗を引いているところ。田圃の中、水中に埋めても可。その際は成長点の葉っぱの先端を土の中に必ず埋め込むようにする、成長しないようにするわけだ。というわけで、作業日報の域を出てないブログでごめんなさい!暑さで、日頃にも増して頭が廻らない。

 

 

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7月

17日

2人の助っ人と共に…

田圃の虫取り大作戦。

100718(土)晴れ 長かった梅雨が明けた。絵に描いたような夏空里山風景だ。風景だけ見て憧れる人もいるのだろうと思う。宮崎駿的も確かに見える。しかしここで作業をするとなると、そこは炎天下。そう簡単ではない。何もしなくとも、ここに来るだけで、すでに汗がどんどん出ているのが判る。

本日は、この炎天下のもと、田圃の虫(害虫)捕りを行う。私が助っ人を2人頼んだ。一人はお米プロジェクトに今年から参加してもらってるサニさん。約束の午後一時頃来て頂き、母親から簡単なやり方を習って頂く。私が料理等の廃油に、分量を多くする為と粘り気をすこしサラサラにする為に軽油を混ぜたものをスプレー容器に入れ、稲に直接あたらないよう(枯れてしまう)根元近くに廃油を撒いていく。

画像撮影:Iさん
画像撮影:Iさん

その暫く後から、サニさんが、稲の根元にいる虫を笹で払い廃油の上に落として退治するのだ。彼には一番暑い時間にやって頂いた。ひたすら感謝であった。普段はこの時間は日射しを考えてやらないのだが、虫捕りは時間が経つと、虫が大きくなり卵を産み、このやり方では意味がなくなるのだ。なので、早めにやっている。

 

このスプレー式は最初いいと思った。しかし途中から容れ物の形が変形して来て、使い物にならなくなる。いやはやだ。急遽、取っ手付きのペットボトルに廃油を入れ替え、少しづつ撒きながらやる。

『ライフさせぼ』からの縁で、近所のIさんも来て頂く。母からやり方を教えてもらって、午後3時から終了までお手伝いして頂いた。ほんの少し前に知り合ったのに、もうお手伝いして頂く流れだ。世の中、展開は早い。心良く承諾して頂き、どれ程助かったか判らない。

サニさん!Iさん!本当にお疲れ様デス!感謝します!ありがとうございました!

田圃の害虫はこのように油膜面に浮いている。虫の発生が収まる事を祈っている。

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7月

17日

田圃の畦を整備する。

虫取りの為に…。

100716(金)曇り 明日、田圃の虫(害虫)を捕ることにしたので、その準備をやる。畦の草を昨日の続きで刈る。畦草が伸びていたら、害虫の温床になるし、マムシが出ても判らなくなるからだ。

刈る前
刈る前
後。
後。
刈る前。
刈る前。
後。
後。

刈った草は、そのまましていても、日が当たり乾燥すると、かなりしぼんで

小さくなり目立たなくなる。これで明日、虫捕りが出来る。

 

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2010年

7月

15日

梅雨が連れて来た!?

今年も田圃に虫発生!

100715(木)雨のち晴れ 夕方近くになって、ようやく長崎県北部、雨が上 がり、晴れて来たので田圃の様子を見に行く。久し振りに母も来たのだが、母が目ざとく田圃の異変を指摘。田圃の稲の根元少し黄色くなりつつあって、根元あたりを手で払うと白い小さな虫が発生している。

 

これがいわゆる「田圃の虫」である。農行関係の業者さんに尋ねると、中国大陸から偏西風に乗って、虫が飛んで来るそうだ。(長崎県病害虫HP)

     少し判りにくいデスガ、稲の根元に白い小さなつぶつぶがある。それがそう。
     少し判りにくいデスガ、稲の根元に白い小さなつぶつぶがある。それがそう。

昨年は母とやったが、今年は母の代わりに、お米プロジェクトの未だ新しい参加者サニさんと、昨日お会いしたばかりのIさんに、ずうずうしくも、お手伝いの依頼をした。というのも、この作業は最低2人必要だからだ。

 

御2人とも、突然の依頼にも関わらず、心良くお時間を作って頂けた。

今週末、午後にそれぞれ時間を区切って一緒に作業して頂く予定だ。

お2人とも、どうもありがとう!感謝します!

 

さて、そうなると、それまでの準備が必要。ひとまず、雨で伸び放題になっている畦を草刈り機で整備する。虫が棲息しそうな場所、マムシが来そうな場所を草刈り機で刈る。

作業前。

後。

作業前。

後。

 

畦の草刈りは途中だ。この続きは明日に!

 

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2010年

7月

14日

DVD、初希望者は地元美人元気女子!

反響!! 情報誌『ライフさせぼ』掲載記事!

100714(水)雨曇り そのメールは、私のHPへ少し前に飛来して来た。

曰く『ライフ佐世保』を見たこと。将来自分でお米を育てたいという夢があること。DVD希望で是非直接!お会いしたいとのこと。

 

その元気でしっかりした文章、そして熱い意欲のようなものが伝わって来るメッセージは、ナント同町内の女性の方!それもお近くからの発信だった!

 

そうなるとDVD受け渡しは、やはり、お米プロジェクト現場の田圃が一番相応しい。その意向をメールで伝えると、あっさりOK!  いやはやだ!

 

そして迎えた本日、約束は午後2時。今日は朝から九州長崎県北部、梅雨前線の北上とやらで未明から大雨。午前中も本格的雨模様で、はてさてどうしたものか…、言い出した私の方が心苦しくなって、事前に教えて頂いた電話番号に電話。「…ですが、如何いたしましょうか…?」、「あ、私的には構いませんよ〜!」あらら…ッという訳で、現場で会う事に。

 

それがまた、あれ程降っていた雨が午後1時位になると収まって来て、約束の時間にはすっかり止んでしまった。

 

颯爽と現れたのが下のお方。もう〜、これが凄く美人で元気でしっかりされた若きお母さんであった!まったく!

 

記念すべき、『ライフ佐世保』記事掲載リアクション、最初のお方は、地元吉井町在住の Iさん。それも遠くない距離にお住まいなのだ。最初にお渡しにお会いする方としては、これ以上相応しい方はいないかと思う。

 

こちらも、この事をブログにしようというシタゴコロがあったので、DVDをお渡ししつ、率直にその旨お伝えし、もちろん、お顔は出しませんから記念ポーズをと、お願いすると、あっさりOK! 何処となく『ヨッシャー!』という感じの、ナンダカ頼もしい画像が出来た。

お米プロジェクトDVDを持ってポーズのIさん。宮崎駿の世界か大好きとのこと。雰囲気デス。
お米プロジェクトDVDを持ってポーズのIさん。宮崎駿の世界か大好きとのこと。雰囲気デス。

結婚でこの町に来られたIさんは市内にお勤し、子育て中でもあられる様子。農業に対する意欲は、しっかりされておられ、私たちは田圃の畦で小1時間位、色々話したり質問にお答えしたりした。

 

田圃でお別れした後、早速DVDの感想のメールが届く。Iさんの御承諾を得た、その感想の一部を紹介させて頂きマス。

 

「今日はお米プロジェクト'09総集編DVDありがとうございました。
心配していた雨がピッタリ止んで、Nさんとお話できるよう計らってくれた気 がしました。DVD早速拝見しました。きれいな映像と音楽で、たくさんのスライドも、あっという間に気持ちよく見させていただきました。短めで、的を得たコメントもいいですね。お米づくり、やっぱり多くの手間隙と、たくさんの人の知恵やお手伝いで成り立っているんですね。ほんと、一粒一粒、大切に頂きたいと思いました」

 

 

元気で、田圃なんかもへっちゃらで入って行きそうな気配を、私はこの方から感じ、それが何となく、「宮崎駿の作品世界の女の子を思いました…」と言う感想メールになったのだが、はたしてIさんは宮崎駿作品が大好きな方であった。

 

そして、御自身はトトロ姉妹の妹、メイちゃんキャラだそう。何だかすご〜く納得した私だった。

 

新しい後継者を育てる事が急務なのに、それが育ちにくい環境のままになっている従来型の農業形態。農の世界に限らないが、こういう閉塞感ある世界を軽やかブレイクスルーして行くのは、私はこういう宮崎駿世代とでも言うべき人たちの参加を待つしかないのでは?、とさえ思っている。

 

Iさん、今日はどうもありがとうございました!今後ともどうぞ宜しくお願い致します。ご縁に感謝しております。素敵なケーキ、ありがとうございました!

 

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7月

09日

媒体露出!

地元情報誌『ライフさせぼ』にお米プロジェクト登場!

100709(金)晴れ 地元佐世保市老舗情報誌『ライフさせぼ』に、先日取材受けたYさんの文章で『お米プロジェクト』が紹介された。本日は、入院されておられるお隣さんのおじさんを母と見舞いに行き、そこの病院のロビーに配布されていた今週号で確認した。

 

今年始めに作成した『お米プロジェクト'09』のDVDを、希望の方には無料で配布する予定だ。窓口がこのHPになっているので、急遽それ用の案内文等を帰って来て作成。受け入れ態勢を整える。Yさんからも不在時にわざわざ情報誌届けてあった。感謝!(お礼のお米等を予め、玄関に置いて出ていた)

 

下のPDFがその記事。顔がシッカリ出てしまっタ! 発行部数6万部! あああ〜! ある意味年貢の収め時か? しかし、この情報誌は週刊。来週には忘れて貰える。一週間の我慢だ。

 

記事は女性らしい柔らかな視点で、えらく良い人風に紹介されてる。そういうことにしておこう。Yさんどうもありがとうございました!ご進呈したお米(少ないデスガ)は、勿論、去年の、このプロジェクトの田圃産ですよ〜。7部付きの一番栄養ある贅沢な胚芽米ですよ〜。どうぞ召し上がれ。お体をお大事に!

『ライフさせぼ』2010 JULY 9(FRI)号。創刊30年以上!名実共に佐世保を代表する情報誌。
『ライフさせぼ』2010 JULY 9(FRI)号。創刊30年以上!名実共に佐世保を代表する情報誌。
『ライフ佐世保記事』
ライフ佐世保記事.pdf
PDFファイル 1.2 MB

 

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6月

26日

雨の日の田圃は…

水位の管理が必要。

100626(土)雨 名実ともに梅雨真只中。こういう時、田圃はどういう状態なのか?、何の作業があるのか?、皆さんは御存じでしょうか? こういう事は、問われなければ、一生考えることもないかと思いマス(笑)。

 

田植え後の田圃では、雨の日、田圃の水位の細やかな調整を必要とします。ですので、雨の日ももちろん、とにかく朝夕、田圃の様子を観に行くのデス。

 

『田見舞』という言葉が、農の本では専門用語としてあるようです。このあたりではその行為に特に言葉はありませんが、地域の皆さんあたりまえのように、それをやっておられマス。それはたぶん、以下のような事なのだと思います。

 

「ーー草木の気の自得とでもいえようか。こうした草木と人との共振構造が生まれるのも、人の頭脳があるからではなく、同じいのちあるものとしての同質構造をもち、同じように感受しあう能力をもっているからなのであるーー」

 

(『講座 人間と環境3 自然と結ぶ〜農に見る多様性〜』昭和堂刊〜『半農半Xという生き方 実践編』/塩見直記著/ソニーマガジン(2006)P58より)

 

朝夕『田見舞』することによって、私たちの意識と稲の意識が共振し合い、より良い稲が出来るのだと直感します。

 

雨の日は、田圃の水の出口を少し開け、多くなる水を溝に落とします。

判りにくいかもですが、仕切り板をずらし右端を開け、水を落としてます。

田圃に入って来る水を一時的ストップします。つまり雨量を考え水位を適切に(浅すぎず深すぎず)調整するわけです。これは雨期、日本中の田圃で行われていることです。

 

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6月

24日

田圃その後。

田植え後の田圃の様子 (6月18日 ~ 6月25日)

100626(金)雨 田植え後、その後の田圃の様子を今日まで、一週間分、一挙公開します。少しづつ苗が根付いていってる様子、見て頂けると嬉しいデス。お米プロジェクト参加諸君もお待たせ致しました!その後はこんな感じだよ。ご希望とあればPC画面一杯、拡大して御覧下さい。

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6月

17日

お米プロジェクト、取材を受ける!

地元タウン誌『ライフさせぼ』の取材を取材!

1006117(木)曇り 本日は午後、地元佐世保市の老舗タウン誌『ライフさせぼ』の取材を受ける。取材内容は、「お米プロジェクト'09~'10」それから、今年始めに作成したDVD「お米プロジェクト’09総集編」についてが主だ。そして、それに至るこのHP『遊星測候所』の立ち上げ、それから「惑星ハシグチとは?」についても話の流れ上、当然ながら質問があり、自分なりに応えた。

我らがお米プロジェクトの田圃の画像を収める、『ライフ佐世保』の編集者、Yさん。これが 素直で素敵な方であッタ!
我らがお米プロジェクトの田圃の画像を収める、『ライフ佐世保』の編集者、Yさん。これが 素直で素敵な方であッタ!

おやおや…、と賢明なる読者の方々は思われることと思う。もちろん、突然取材依頼があって、ああどうぞ〜っとなった訳ではない。

 

ここに至るまでには3ヶ月位の経緯がある。いや、そもそもは、「お米プロジェクト’09総集編DVD」を自主制作してからの話だから半年前くらいか。

 

お米プロジェクトのメンバーの1人E君にも、当然ながらそのDVDを進呈。E君は、DVDにいたく感動。その憎めないキャラで地元佐世保ではかなり顔が広い彼は、勢いあちこちにこのDVDを紹介した様子。そういうある日、話が、地元で30年以上継続、事実上佐世保を代表する情報誌である『ライフさせぼ』の編集部の方へ流れて行き、DVDも見て頂け、そのあたりからE君を介して取材依頼が再三来ていた。

 

私は、メディアに露出するのがイヤでずっと断り続けていた。が、これらを通して「惑星ハシグチ」が少しでも世に知られたら、或は、DVDを通してお米作りを知る契機になれば、まぁいいか…。と最近思い直してやっと承諾した。間に入ってるEクンの顔も立ててあげないと…。

 

取材に来た編集部のYさんは、この町の北の方にある平戸市の出身。アイルランドに1年語学留学していたとの事、DVDのBGMがケルティックであることで、ケルト、アイルランドの話で盛り上がったりした。

 

普通、タウン誌のエディターなど、すれっからしっぽい業界人的オーラの女性も多く、そういうヤツが来たら、「それがなんぼのもんじゃい」的に毛虫でも置いてちょっとイジメてやろうかな〜(笑)等と正直思ってた。

 

だが、すごく素直で、憎めない素敵なお人柄の方だった。ので、こちらもそのように対応した。自分も少し大人になったのかも知れない。ともあれ田圃での写真撮影等含め、約2時間あまり、取材とそれ以外の話のひと時であった。記事は6月中に出る予定。その時はまた紹介出来たらと思う。

 

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6月

15日

本当はコチラが大変。

苗の補植をやり、やっと田植え終了。

100613~14(日)~(月)晴れ〜小雨 田植え機械で植えた苗だが、一応終了後、冷静に田圃を観察すると、今年は正直、植え残しがかなり多かった。

「こりゃ〜大変ばい…」と母が呟く。「大変」というのは、植え残しを補う

補植という作業、つまり、一つ一つ手植えする作業が、相当ある…、という意味で大変と言ったのだ。

 

実際作業は、13日(日)午後、美味しいランチの料理を作って頂いた母の親友のSさんも手伝って頂いて(海より深く感謝!) 、3人でやったが終了せず、翌14日もまるまる一日かかった。

補植の作業、Sさんもやって頂いたのに画像がなく残念!Sさんありがとうございます!
補植の作業、Sさんもやって頂いたのに画像がなく残念!Sさんありがとうございます!

昨年より、植え残しが多かった原因は幾つかありそう。一つは、水田の土の高低にイマイチばらつきがあったこと。全体が均一に同じ高さになってないの だ。どうしても、畦の方(山手ではない方)が低い。なので水かさが増し、苗が水没してしまう。また、苗が少し成長しすぎなのか、苗の根が張り過ぎていた感じで、機械が、いい塩梅に苗束を切って行ってないのでは…?

もう一つは、機械の扱い手が当然ながら皆素人だということ。私も人に任せている時の苗の植わり具合を、今一つチェックしてなかった。かような複数の原因からだと思う。

とにかく、ひたすら手植えをして行かなくてはならない。下の画像のように、植わってないところが、あちこち歯が抜け落ちたように多いのだ▼。

この補植という作業。やってみて判ったのだが、当たり前だが、補植の面積は多ければ多いほど大変で、時間とエネルギーを必要とする。この作業こそ助っ人が必要なのだ、と痛感した次第。

 

一時は、母から作業のやり方を非難され、険悪なムードにもなった。

論点は、私が田植え機械で田植えの殆どをやってしまえば、こういう後の大変な作業は少なくる。というものだ。う〜ン、確かにそうだ。やリ残し作業は少ないに越した事はない。…それはそうなのだが、しかし、下手でも田植え機械、人に経験する機会があってもいいのでは? とも思う。補植まで、私が友人たちに強く作業を要請しなかったのも原因のひとつだ。去年の例から、そこまでの必要性はないと思っていたのだ。

 

このことは、一つの田圃でお米を作るという過程についての、考え方の相違を明るみさせた。それはそれで良かったと思う。そしてこれは今後検討される事柄だと思った。

 

保植を終えた田圃。梅雨に入った。
保植を終えた田圃。梅雨に入った。

 肝心の補植は、最初は確かに大変に思えたが、何だかんだ、母も私も作業はウマイので、何時の間にか残っていた苗も全部植えしまった。植えてしまえばもう〜こっちもの。母も機嫌が直った。そういうわけで事実上、月曜日に田植え作業は終了。ほっとした次第である。

 

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6月

13日

お米プロジェクト’10 ~ 田植え

田植え日和に感謝!

1006013(日)曇り〜晴れ  本日は、お米プロジェクト'10 田植えの日。

前夜から集まってくれた友人に3人加え、今朝来てくれる友人1名、都合5人で今年は、やった。一反強の田圃、5人も居なくても田植えは十分可能なのだが、秋の稲刈り等、後々の作業等を考えるに、最初から参加し、当事者意識を少しでも持てもらえれば…という私の思いから私が誘った。 

この画像を当初からトップに使用したかったのですが、お顔が写ってるので、見合わせていま                                         しした。しかし、ご本人から許可を頂きました。Sさん、ありがとうございます!感謝します!                                                                     photo by Messershmitt
この画像を当初からトップに使用したかったのですが、お顔が写ってるので、見合わせていま しした。しかし、ご本人から許可を頂きました。Sさん、ありがとうございます!感謝します! photo by Messershmitt

先週末の天気予報では、入梅で雨。覚悟はしていた。していたが、仕事着に着替えるスペースや、お昼の食事などは晴れを前提で準備しようとしてたので、雨の場合、どうしょうか…決まらないまま、朝を迎えた。

 

朝になったら雨ではない。カンカン照りの天気でもない。そして涼しい。一体何がどうなったのか? まさに田植えには絶好の日和だ!最近の天気予報はかなり当たるので珍しい。とにもかくも、そう言う訳で、今年も予定通り作業を進める事が出来た。全くひたすら、見えない存在に感謝!である。

 

その上、今年はお昼に、母のお友達2人、SさんとTさんから、わざわざ手作りの大変な御馳走の差し入れを頂き、一同驚き大感激!そりゃ〜そうである。これ以上は、この惑星ではあり得ないと思える程の美味しい料理を頂いたのだから…。これらを庭の梅の老木の緑陰にてテーブルを拡げ、母のお友達も交えて皆で食事が出来た。まさに「奇跡のランチ」でありマシタ。

これが出来る為には、かなりの諸条件が揃わなければならないからである。ひたすら感謝!皆様!まことにありがとうございました!

 

そういう訳で、お米プロジェクト’10フォトギャラリーデス。この画像、その殆どを、友人Messershmittクンが撮ってくれた。Messershmittクンの視点と美意識ある素晴らしい画像をお楽しみ下さい。当日の雰囲気伝われは幸いデス。

 

本日も御訪問頂きありがとうございます。良い事がありますように…。

 

★お米プロジェクト’10〜田植え/フォトギャラリー

                                            photo by Messershmitt (& Strange・N)         

  画像クリックすると大きくなります。またスライドショーも選択出来ます。

 

 

 

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2010年

6月

12日

田植え1日前

直前の準備。

100612  曇り 田植え一日前という事で、色々やることがある。まずは、苗に薬を撒く。これは、苗が小さいうちに虫にやられないよういするために撒く。これを撒かないと、虫にやられてしまう。完全無農薬以外、この過程は、どのお米も同じようにあるのである。

これが苗は小さいうちに虫の被害から守る薬。ひと苗に対て50g~80gかける。

まんべんなく均一に撒いていく。

こんな感じである。(下の白いのが、そう)

その後に水をかけ行き渡らせる。

午後、田圃に田植え機械を持って行き、試運転をやる。いつものヤンマーさんに操作方法など、丁寧に教えて頂く。感謝!

岸の方を試運転してみる。ひとまずOK。あとは少し田圃の水を減らし、より植えやすい状態に持っていく。

夕方、福岡や、佐世保から、友人たちが、今年もまた集まってくれた。感謝!皆、久し振り!ひとまず乾杯! 明日への気運を高める。

 

 

本日も御訪問頂き感謝!良い事がありますように!

 

 

 

 

 

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2010年

6月

11日

田植え2日前

アズを取る

100611(金)晴れ 本日も田圃は基本調整日。午後、アズといわれる水面に浮いた短い草クズを、松葉カキで取り除く作業をやる。これがあると、植えた苗がその草で倒れたりするからだ。

田植え2日前の田圃。

これがアズが溜まってるところ。風で、こちら側に寄って来てる。

松葉かきで、丁寧に取り除く。

畦にある茶色い塊がすくい上げたアズ。

今日の苗の様子。順調である。感謝。

 

さて、ずっと天気だったが、どうやら九州北部地方、明日からは崩れ、梅雨の走りみたいになりそうだ。このお米プロジェクトは友人たちとその過程の体験をシェアすることを重要視している。それでなければ、極端に言えば、私独りでも時間さえかければ機械はあることだし田植えは出来てしまう。平日でもやれるのだ。しかしそれでは、「お米プロジェクト」と名乗る意味がない。

 

お米プロジェクトは単に米作りだけを第一義においているのではない。もちろん、作るからには良いお米を作りたい。皆さんにも評判いい、ここのお米を味わってもらいたい。しかしそれ以外にも、年間の長いお米作りのその過程に少しでも関与し、その体験を分かち合い、友情をや親交を温めたりすることの方にどちらかと言えば重きを置いている。

 

短い人生のある時にたまたま縁があった人々と同じ作業をし収穫を味わい、時間と空間を共に過ごす。お米作りは、そのマテリアルとも言える。それは焚き火でも、キャンプでもいいのだが、たまたま、ここには一反強の田圃があり、持ち主が私の家で、私がチョット変わっているのでこうなったのである。自分だけ、がめつく作って稼いで、それで何が楽しい?  MORE&MOREの時代はとっくに終わっていると思う。

 

今年は夏が冷夏だと噂されて廻りの人たちは例年より早く植えている。すでに田植えが終了している田圃も多い。私のようにまだのところもある。一般に高度が高い所は早い。私共の田圃は地域では一番低い所にあるので少し遅い。

 

13日(日)は雨になりそうで、一緒に田植えやる予定の友人たちに、少し心苦しい。しかしこの日は、友人たちの予定もあることだし、かなり前からアナウンスしていた。天気ばかりはどうにもしょうがない。せめて小雨で経過してくれればと祈るばかりだ。

 

御訪問頂きありがとうざいます。良い事がありますように…。

 

 

 

 

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2010年

6月

10日

田植え3日前

本日も様子を見る。

100610(木)晴れ 本日の田圃も、様子、経過を見る日。この一見何もしない日も大事なのだ。何もしないと言っても、早朝、田圃に行き、田圃の水位を確認する。その様子いかんによっては水取り口の水量の調整をやる必要がある。多すぎても、少なすぎて干上がってもダメなのだ。同じ事を夕方にも行う。

田植え3日前の田圃、当日は梅雨に入りそうだ。
田植え3日前の田圃、当日は梅雨に入りそうだ。
苗も常に見ていて縒れないように乾燥しないように管理する。
苗も常に見ていて縒れないように乾燥しないように管理する。

「半農半X」コンセプター塩見直記氏の著作によれば、「田見舞い」と、言うコトバがあるそうだ(著作『半農半Xという生き方』だったと思う)。何とはなしに田圃の様子を伺いに行くことで、これがトテモ大事なことのようだ。

 

私は、これは、この行為によってヒトの意識が田圃に何か影響を及ぼしていると密かに確信している。田圃であり、他の作物であり、アナタのお部屋のアジアンタムやベランダのポトスやミニトマトも、私や貴方の意識と無縁ではない、らしい。

 

大切なのは、どなたも言うように、優しい言葉を投げかけてあげることだ。アジアンタムがいつも枯れてしまうのは、植物が率先して、その場を浄化しているからだ。植物は動けないし言葉も発せられない。気配を察してあげられるのはヒトしかいない。植物は謙虚でアル。

 

その他、田植え機械に必要な燃料ガソリンを買いに行ったり、田植え機械、今年中古を入手したのだが、使い方未だは把握してない。なので、一日前の土曜午後、試運転をやれるよう、困った時だけの神頼み「ヤンマーのおじさん」にアポを取ったりした。

 

毎度、代わり映えしない画像はいささか御退屈かと…。しかしながら、当ブログ、記録の意味も兼ねます故、ご了承頂けたらと存じます。

 

今日も御訪問ありがとうございます!良い事がありますように…。

 

 

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2010年

6月

09日

玉葱の収穫、田植え4日前

玉葱を引き上げる。

100608(火)晴れ 田圃のこともやりつつ、畑の玉葱を収穫する。この玉葱は、去年12月と2月7日に作ったやつだ。玉葱はマルチと呼ばれる、黒いビニールを敷き詰めると、2月から6月まで放っといていいので比較的楽だ。

玉葱は茎がしおれてから収穫する。その頃には玉葱が表面に出て来ている。

今年は去年程大きくはないがそれでも良好だ。

 

田植え4日前。今日の田圃、今日の苗。

100609(火)晴れ 本日の田圃の様子。水の管理を見守るのみで特に変化はない。

今日の苗、日射しが強く、苗の一部が縒れている。

水をかけて元に戻す。

今日も、御訪問ありがとうございます。良い事がありますように。

 

 

 

 

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6月

08日

水田耕耘最後の日 ~ 田植え5日前。

「植え代かき」をやる 〜 感謝!レッド1号

100608(火)晴れ 今日は、水田耕耘最後の作業、「植代かき」という過程を耕耘機でやる。田植え前の田圃の最終調整作業だ。この前の過程であった、「荒塊かき」では田圃、横に作業したが、最後は縦に水田耕耘する。それは、土地が低い方から(水の量が多い畦のほうから)「の」の字を少しずらすように進んで行く。そうやって少しでも田圃を均等化する。

田圃手前の杭上、絶妙のポジションのアマガエル。撮らない訳にはいかナイ。

コチラも期せずして、絶妙なポジション。「そこがそんなに良かったかぁ…」

気を取り直して、耕耘機レッド1号で、最後の作業をちゃんとやる。

午前中一杯で何とか耕耘機作業は終了。レッド1号、良く動いてくれましタ!

作業で隆起した土を、この道具(名前を知らない!)で、慣らす。放課後野球部作業でアル。

これで、田植え前の全ての作業が終了した。この状態で、田植え当日、13日(日)まで寝かす。これは、柔らかい土をある程度落ち着かせ、少し固くする為。柔らかすぎると植えた苗が定着ぜず、田植えが出来ないからだ。

今年の戦いが終わり、全ての道具を積んで凱旋するレッド1号の勇姿!感謝!

レッド1号、本当にお疲れ様!本当によくやってくれた。一時はどうなるものかと思ったが、最後まで完走してくれた! アナタの無償の作業、無言の勇姿に、私はどれだけ励まされたことか…。あの日、夕日の中を疾走するアナタの姿を私は忘れない!感謝で一杯だ。来年もよろしくね!それまで、ゆっくりね〜。でもたまに発動して見るね〜。ありがとう、レッド1号!お疲れ様!

 

今日も御訪問頂きありがとうございます。良い事がありますように…。

 

 

 

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6月

06日

田植え7日前

本日の田圃と苗。

100606(日)晴れ〜曇り 本日、田圃の作業予定はなし。水の管理だけをやる。田圃は異常ナシ。良好。今日で、田植え前一週間となった。

苗の方は、若干、成長し過ぎなのだが、良好。感謝!

 

 

 

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6月

04日

「荒塊かき」をやる。

水田耕耘その1

100604(金)曇り 日射しが強くなくて全く何より。大変に作業がしやすい。感謝! 早朝、ホームセンターにゴムベルトを買いに行き、昨日の耕耘機の修理箇所、念の為ギアが外れないようにレバーを固定して作業を開始する。

水を溜めただけの田圃、これを耕耘する。

レッド1号は、「耕耘養成ギブズ」を装着。ちょとイタイタしいが快適に動いてくれる。頼む、もう少しだ!

順調に作業を進める。「荒塊かき」とは、名前の如く、土の荒い塊を細かくする作業。基本的には土が細かくなれば、どう耕耘してもいいのだが取り敢えず、横向きに進める。

たまには記念に後ろ姿を。母に指示して撮ってもらう。

一通りやると、隅にどうしても土が集まる。それを、鍬で平に整備して行く。

畦横溝に生えている草の根を取り除く。ここの草は放っておくとそのうち虫が寄って来るのだ。

このようにやる。

作業中に現れた、アカハライモリ。昔はあちこち普通にいたが、今や環境省のレッドリスト、準絶滅危惧種に記載されている。「元気?」「まぁ〜ね」

このT字形のアルミの道具で、隆起した土の部分を低い所へ持って行く作業をやる。この作業は、一気に放課後の野球部の補欠部員的気分になる。野球部とは別に縁はなかったが、何となく彼等はこういう作業をやってたような…。土はそれなりに重く、水の中の足運びは夢の中の様である。

全体を整え終えると、最後に機械で外周を2廻りやって終了する。

終了後の様子。長時間水の中を歩くし、力も必要。しかし今日で一区切りつく。なので、珍しく遅くまでガンバッテシマッタ、私であった! 終了後、体はへロヘロ。週末で友人の所へ遊び行く予定もあったのだが、さすがに疲れて行く元気もない。夜ビールを飲んだら、ブログも書かず、メールの返事もほっといて、YouTubeで、レアどころの音楽聞いて、ギター引いて歌ってハジケテ遊んでシマイマシタ!(笑)。ミナサマお許しあれ。

 

本日も御訪問ありがとうございます。良い事がありますように…。

 

 

 

 

 

 

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6月

03日

水田を耕耘するが…

耕耘機、再び故障!

100603(木)晴れ 水を入れ始めて一日経った水田。天気が良すぎて作業には不向き。だが、やる。今日は「荒塊(あらくれ)かき」という最初の水田を耕耘をやる予定。

その前に各隅に不必要に堆積している土を鍬で低い所へ運び水田をなるだけ均等にする。これは今の状態でないと、土地の高低が把握出来ないからである。

▲これをこのようにやる。▼

こちら側も、

このように。

日射しが強い中の作業、今日はさすがにチョット気分が悪くなり、早めに休む。 午後、出直して作業開始。耕耘機で水田を慣らす。

ここで、耕耘機が再び調子悪くなる。回転する刃のギアレバーが、固定する箇所が甘くなってるのか、すぐ所定の位置からずれ、刃の回転が止まるのだ。再びギアーを元のようにセットするのに、かなり、手こずるようになった。動きだしてもすぐまた止まる。暑い午後、作業は遅々として進まず時間だけが過ぎて行く…。急に田圃が途方もなく広く感じる…。

しょうがないので、苦しいときだけの神頼み、機械屋さんに依頼する。機械屋さんもシーズンを迎えた多忙の御様子、来てもらえそうだが時間は不明。ひたすら待つ。待つ時間があるものだから、色々考えてシマッテ気分はサイアク!

夕闇せまらんとする黄昏時、今一度、問い合わせると、「本日はこれから未だ一件あり今日中には無理のようです…」やれやれ、重い足どりで、帰宅した頃TEL あり。「予定の家が明日でも良くなったのでこれから来ます!」…ということで夕闇せまる中、疾風のようにオジサンはやって来る! 一旦へこませといてサプライズ、これは演出ではナイカ!と思う程だ。

早速調べ、適切な応急処置を、「これは応急です、本当はいけないのですが…」と言いつつ、後2、3日持てば、今年のお役目も終了という機械の事を考慮してか、何とか作業出来るようにして頂いた。ギアレバーの入り具合が甘くなっているのだ。長年の作業で摩耗している。もう、このレッド1号も御老体なのだ…。

 

処置後の動作は良好。もう今日は遅い。全ては明日に。機械屋のオジサンさんは、「では、ケガをしないようにね…」そんな台詞を残しつつ、夕日を背に再び疾風のよう去って行った!何かあるとスグ、くじけそうになる自分を勇気づけられた気がした。ありがとうございます! 長い一日が終わった。

 

今日も訪ねて頂き、ありがとうございます。良い事がありますように…。

 

 

 

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2010年

6月

02日

最終調整に入ります。

田圃に水を引き入れる。

100602(水)晴れ 今日は田圃にいよいよ水を引き入れる。その前に、水を入れたら作業が出来ない畦をもう一度、草刈り(ヒモ式)機で整備する。しかし、もの凄く日射し強い天気だった。下は整備前の田圃。

この畦を

こんな風に刈る。

この畦も

こんな風に。

これが整備後の田圃。

水の取り入れ口を解放し、

少しづつ水を取り入れて行く。

明日は、「荒塊(あらくれ)かき」という作業、水田耕耘をやる予定。

 

今日も訪ねて頂きありがとうございます。良い事がありますように…。

 

 

 

 

 

 

 

 

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6月

01日

水を溜める準備に入る。

田圃に元肥を入れる。

100601(火)晴れ 6月になった。愈々田植えもカウントダウンに入っていく。今日は12日前だ。元肥と呼ばれる肥料を田圃に撒く。これも撒き過ぎると栄養過多で稲が倒れてしまう。なので、入れ過ぎに注意する。

成分は窒素、リン酸 カリ、である。

このくらいの密度でばら撒く。(撮影:母)

今日は、田圃上の、この土手に蝮が出現した、と、牛の飼料取りに来たおじさんが教えて頂いた。蝮はおじさんが退治したそうで何より。蝮は見つけ次第殺すのが鉄則。そうでないヒトの方がやられる。田植えもある意味イノチガケなのだ。鎌は必携。決して軽装で田圃に入ってはいけない。

元肥料を撒き終わったら肥料を土と混ぜるため、もう一度耕耘する。耕耘機の深さは浅く設定する。

こんな風景を見ながら作業する。あたりは初夏の眩しい位の新緑だ。

ひたすら耕耘。今日はハワイの叡智、ホ・オポノポノを唱えながらやった。

夕方なんとか終了。明日、もう一度、畦を草刈り機(ヒモ)で整備してから水を取り入れる。

 

今日も訪ねて頂き感謝デス。良い事がありますように…。

 

 

 

 

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5月

31日

油断すると…。

気を抜けない苗管理。

100531(月)晴れ 今日は、昨日の変わりに基本、オフ日にする。昼間、日射しが大変強い日だった。苗には寒冷紗をかけていたのだが、夕方、日が柔かくなったので取って見ると、苗の一部が乾燥し過ぎで縒れている。放っておくと使いものにならなくなる。急遽、水をかける。暫く時間を於いてみると何とか元に戻った。水をかけ過ぎても苗が成長し過ぎて困る。加減が大事になる。

少し黒くなってる箇所がそうだ。

上の状態に水をかけ、暫く時間を於いたところ。お陰様で戻っていて感謝!

再度作った方も順調に来ている。今日、覆いを取った。

 

本日も訪ねて頂きありがとうございます。良い事がありますように…。

 

 

 

 

 

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2010年

5月

29日

日差しを除ける

デリケートな苗管理。

100529(土)晴れ 苗は日差しが強い真昼時、黒い網のようなものをかける。日射しから苗が縒れるのを防ぐ為である。午後3時以降くらい、日が傾来始めると、これも取ってしまう。この苗の管理時期は、こんな感じで家をそうそう空けられない日が続く。

この黒い網は寒冷紗(かんれいしゃ)と呼ばれる。去年も書いた記憶があるが、昆虫少年の頃はこれで捕虫網を作っていた。それを持つと気分は惑星ハシグチのファーブルだったのダ。(やれやれ)

今日も見て頂きありがとうございます。アナタに良い事がありますように〜。

 

 


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5月

28日

管理が難しい…。

箱苗に水をやる。

100528(金)晴れ 夕方、苗に水をやる。苗の管理は難しい。同じ様に作ったのに微妙に成長具合が違う。また日光に辺り乾燥しすぎると葉が細く卷いてしまう。そうなると貧弱な苗になる。だからと言って水を与えすぎると苗が成長し過ぎでしまう。し過ぎでもまずい。6月13日(日)が田植えなのでそれに合わせて成長を加減しなくてはいけない。

微妙に成長具合が違う。乾燥し過ぎると苗が細くなってしまう。何とか無事に育つことを祈る。

コチラの苗の方は黒いシートを取る。


 


 

 

 

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2010年

5月

28日

2回目終了する。

田圃耕耘2回目終わる。

100528(金)晴れ 昨日、天気悪くてやれなかった耕耘の残りをやる。あとは6月13日に予定している田植えの、一週間前あたりに水を溜め、2回田圃を慣らし、田植えに備える予定だ。

途中わりと大きな石があった。場所を覚えた。

 

 

 

 

 

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2010年

5月

27日

いよいよ姿を現す…。

箱苗のカバーを外す。

100527(木)曇り 今日は初夏だというのに肌寒い一日だった。田圃耕耘予定だったが午前中弱い雨も降って見合わせた。夕方、苗の覆いを取る事にした。この覆いを取るタイミングは、苗がかなり大きくなって来た時点で取るらしい。これ以上の覆いの中での成長を止め、苗葉を直接日光に当て苗をより強くする。確かに今まで覆いの中だったので背丈はあるのだが全体すこし細く弱い。これをたくましい苗にこれから変えて行くのだ。

覆いを全部取る。

後から遅れて作った苗も順調だ。

緑がきれい。

水たまがウツクシイ!

これが今年のお米の素になる…。言葉やイメージで、感謝の声をかける。

植物はヒトの意識に反応し、それに応えてくれる生き物。『植物の神秘生活』(工作舎1987)に詳しい。

 

 

 

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5月

27日

感謝!

耕耘機が直った!

100526(水)晴れ 気になっていた耕耘機故障。苦しい時だけおすがりするヤンマーの機械屋Eさ ん、あちこちお忙しのでしょう、しかしちゃんと午前中にやって来られる。「どうも〜遅れまして!」凄く誠実にそうおっしゃる。「いえいえこちらこそ!」早速現場へ。経緯を過不足なく説明。修理の試みの過程も話す。「そこまでっやったあ〜よう判りましたねぇ〜」と褒められた? ともかく、プロも同じところを やる。プロでも最初かなり手こずっておられ、一緒に手伝ったり。しかしさすかプロ。成る程その手があったか!と鮮やかにブレイクスルー!感謝!クラッチ直 る、ギアの入れ具合が直る。発動させる。おおう、動く!やたー! これでやれる!感謝!

Eさんいつもありがとうございます!本当に困っているとき疾風のようにヤッテ来て頂く。嗚呼〜自分も誰かの為にそうありたいものだ。で、自分は何を世界に提供出来る??? 

ヤンマーのEさん、お世話になってます。ありがとうごございます!

ただひたすら、耕耘して行く。

耕耘機の機械音の中に身を埋没させる。機械の主な音はオクターブ下の「ソ」の音と普通の「ド」の音で構成されている気がする。耕耘機、そういう訳であまり 負荷を与えない為にスピードは遅い。なので時間かかる。午後中ひたすらクルクル回る。回りながら、自分は世界に何を提供出来るワケ?と自問。何一つちゃんとしたものがナイ、気がする。あああ〜、もう止めよう。今日やる事だけを考えよう。昨日と今日と明日くらいのことだけ、今は考えることにした。(笑)読んで頂き感謝デス。良い事がありますように…。

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5月

25日

それは突然起こった!

耕耘機故障!

100525(火)曇り 用事あって、午後の遅い時間から初めた2回目の田起こし。外周を一周したところで、突然、耕耘機、前方左がわの煙突みたいな所から黒い煙が一塊出て、土を耕す回転部分が止まった。回らなくなったのだ。

前進はする。しかし、回転しない。クラッチが手応えなくなった。

はてさてどうしたものか?土に深く入りすぎてどうも無理したようだ。何処かの連動が悪くなったよう。最初回転のベルトが切れたか?と調べるが、特に切れている風でもない。

たまたまお隣で作業やっていた、幼なじみのFクンも来てくれて一緒に調べてくれた(ひたすら感謝!)彼は私よりこういう農機具関係は詳しい。

 

色々見てみると、クラッチ連動するワイアーとその次のS字型のバネが外れている。外れているものは、もとに嵌めればいい。理屈はそうだ。しかしこれが嵌らない。こんなに嵌まりにくいのがどうして外れたのか…。

自分の作業もあるのに、「Fちゃんいいよ〜後はゆっくりやって見るから〜」と言うのだが、Fクンも、好きなのか熱意からか、かなり色々やってもらう。ひたすら感謝!もちろん私も工具を持って来て色々挑戦する。だんだん暗くなって来つつもあり、とにかく、いったん諦めることに。家に戻り、機械屋さんに事情を説明。明日来て頂くアポを取った次第。長い一日だった。まだ、作業日程に余裕がある時に故障して良かった。これが不幸中の幸い。復帰する事を祈念して今日は終了。というか、直らないとマジ困る。祈る!

 

 

 

 

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5月

25日

すくすく育つ。

箱苗の様子-2

100525(火)曇り 苗の様子を朝チェックする。苗が未だ白っぽく緑色してない時は、天気のいい日は覆いの上に毛布などかけて暗くしておく。そうやって自然と緑になってくると覆いの上の毛布など必要でなくなり、取っていく。お陰さまで順調の様子。感謝デス。

▼こちらは、後から作った苗。こちらもお陰様で順調。感謝デス。

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5月

23日

なんとか順調。

再度作った苗を広げる。

5月21日(金)5月17日(月)に作った再度の箱苗をころあいなので縦に積んでいたのを横に拡げる。中3日、間をとったのだが、中2日でちょうど良いようだ。

ほんの少し先穂が曲がっているが、今後の成長で直る。平に拡げ、

マルチシートを下に敷き詰め、暫く密閉するので、十分水を与え、
マルチシートを下に敷き詰め、暫く密閉するので、十分水を与え、

マルチシートでサンドイッチにする。

専用のパイプを配し、

その上からシートを被せ保温を大事にする。

終わった頃は暗くなった。

 

 

 

 

 

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5月

21日

今のところ順調デス。

箱苗の様子−1

100519(水)雨 今日は一日雨。苗は今のところ順調に来ている。感謝である。午後福岡から旧友が来訪する。雨で良かった。ゆっくり対応出来るからだ。

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5月

19日

苗が気になりとんぼ返り

芽が出て来た苗。

100517(月)晴れ 先週金曜日に苗に種を撒いた。週末天気予報は曇り雨で、苗の成長は3日くらい変化なしの予定だった。なのでこの間を利用して福岡に出ていた。不在の3日間、もの凄くいい天気に恵まれた!苗が気になる。用事を済ませ急いで戻って来る。

不在中、母が急遽苗を拡げていた。感謝!

天気が良すぎたので芽が出ていた。手前の4つは土が多すぎたのかイマイチだ。念のため4つ、余分に再箱苗作る。

         4つの再箱苗
         4つの再箱苗

母が広げた苗のセットを再調整してセットする。

もう夜に向かうので黒い網(寒冷紗・カンレイシャという)を取る。

 

 

 

 

 

 

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5月

17日

今年は自前でやりマス!

田植え機械がやって来た!

100512(水) 晴れ  この日、私が田圃の整備をやっている間に、我が家に田植え機械がやって来た。もちろん中古機だが十分使える機械! 昨年、稲こぎ機械=コンバインを譲って頂いた、お隣町の母の友人Mさんのご厚意で再び安く譲り受けたのだ。それを、ヤンマーのEさんが此所まで運んで来て頂いた。思えば去年は田植えの師匠宅から田植機械、御借りした。お陰で立派に出来た。今年からは自前機器で行きたい。譲って頂いた隣町のMさんに深く感謝である。やる人が亡くなられて機械だけが残っていたのだ。メンテナンスをして大事に長〜く使用するつもりである。そうだ、名前を付けなくてはいけない…。

 

 

 

 

 

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5月

13日

今年の願いを込めて…

箱苗を作る。

100513日 晴れ 今年も箱苗を作る日がやって来た。この作業をやると、いよいよ今年も長いお米作りが始まるのだなと思う。特にこの箱苗作り、何よりこれが、今年のお米になるのだ。苗が元気で丈夫な苗を作ることがその後の長いお米作りを決定するとも言える、大事な期間の始まりなのだ。最初が肝心。心し、祈りを込めて作る。ここで苗が出来なければOUT 、是からの天候に会わせてきめ細かい、柔軟な対応が臨機応変に要求される。

箱苗を着く為の土台を作る。色々な道具も必要になる。

作った台に箱苗を並べまず、十分水をかける、水圧を調整し、土が

水圧で変化しない程度の力に加減する。

先日催芽を促していた、ぬるま湯から取り出した種籾を、1ケース、1、5合升に軽く一杯の種籾を撒く。

種籾、よく見ると芽が出ている。(少し尖ったような所)。これが今年のお米の素である!感謝!

専用の囲いを使って、

万遍無くばらまく。

その上から種籾が隠れる位に均等に土を撒いて行く。

ここで苗が出来なければOUT 、是からの天候に会わせてきめ細かい、柔軟ある対応が臨機応変に要求される

そうすると、土がかぶってない種籾が判りそこに再び土を隠れるよう被せる。

出来たのを乾燥しないように日陰に一時保管(今日は天気が良すぎた)。

夕方になって、庭の方へ移動させ、

乾燥と通気性を考えて木の旧苗箱を湿らせてフタをし、

保温し芽の成長を促す為、マルチシートで数回覆い、

その上から、ビニールシートで覆い下部を固定し、

その上から夜は毛布で覆って置く。まずこの状態で3日間位様子を見る。

ここで苗が出来なければOUT 。これからの天候に合わせわせてきめ細かい、柔軟性ある対応が臨機応変に要求される。苗作りは、鳥が赤ん坊を育てる時のように、ある意味巣ごもり状態、あまりその場所から離れられなくなる。つねに、天候に合わせてすばやく臨機応変の対応が必要とされるからだ。これから約一ヶ月弱。気をぬけない日々が続く予定だ。

 

私の家は作る面積が小さいのでこの位の作業でいいが、たくさん作る方はその管理も大変。また自分で苗を作らず、専門業者から購入するとい人も少なくはない。因みにひとケース650円位、買った場合は田植え時期をコチラでは選べない。

 

 

明日より月曜日まで不在にします。ブログUPありません。ご了承下さい。                                                                                               

                                                                                 (strange・N)

 

 

 

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2010年

5月

13日

そろそろ田植えモードに…。

田圃の畦を整備する。

1005013(木)晴れ そろそろ田植えモードに田圃も入って行く。平行して

種籾を家で作り始めている。今日は、畦の草を刈り整備する。畦は、まず内側を刈り、その後、上、そして外側を刈る。なので四辺都合四回刈る。ひたすら草刈り機の機械音の中に身を沈ずめる。

刈る前。
刈る前。
後。
後。
  刈る前。
  刈る前。
後。
後。
刈る前。
刈る前。
後。
後。

貴方が、休日に何処か郊外にでも遊びに行った際に見えた里山の美しい畦道や畑道の気持ち良い風景は、その地の無名の一農夫がそれなりの時間とお金にならない労力をかけた結果デス。お米や野菜を作ることに直接関係はない作業なのだが、その地を愛しているので綺麗にしている…。そのことをほんのちょっとでも、想像して頂けると、ウレシイデス。

 

 

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2010年

5月

11日

ぬるま湯に浸けて…

催芽を促す。

100511(火)数日前の水を捨てて今度はぬるま湯を入れる。これは、より発芽を促す為にそうする。このあたりは人間の方で少し調整出来る。こちらの都合もありそれに合うようにするためにやる。画像、水とぬるま湯の違い、もちろん出てないのですが、忘備録的に書いておきまシタ。

 

 

 

 

 

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2010年

5月

08日

24時間後に…

種子を水に浸す(浸種)

100508(木)晴れ 今日はもの凄く日差しが強い日だった。昨日、消毒につけていた種子(種籾)を一日たった今日、水洗いして新しい水につける。こうして4~5日このまま置いて種の芽が出るのを促す。種籾を作り始めると、もう後は戻れない (戻る気はないが) 。11月中旬までの長期耐久レースの始まり。先へ進むしかないのでアリマス。

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2010年

5月

07日

本当は無農薬でやりたいが…。

種子消毒

100507(金)晴れ 昨日の種籾を「種子消毒」という行程にかける。これは JAの「営農ごよみ(平成22年度)」によれば、「種子の病原菌を殺し、育苗初期の病害中の発生を抑える」為にやる、そうだ。これをやらないと、苗立枯病や、もみ枯細菌に成る確率が高くなるそう。あと、稲の成長が不揃いにも…。

無農薬でやりたい。理想である。しかし、この行程で使用する。これは、完全無農薬と名打ってない限り、市販されているお米も全て、この過程を経て出来ている。だからといって、これで良いとは思っていない。

 

これに変わるやり方の消毒はないものか?  昔のように、苗代を別の田圃に専用に作り、沢山の人数で手植えする方法を取れば、直接その専用苗代田圃で成長するので、強くて元気な苗が出来、消毒の必要がない、らしい。

 

しかし、そうやる為には、苗専用の田圃の確保、それから沢山の人海戦術が必要になる。そういう事が現実的には難しい。なので、この消毒の過程になる。

 

もう一つは勉強不足。今年は「肝入り」という地域の世話役の年。地域の事を色々やらなければならない。そちらの方に一杯一杯で、こちらお米プロジェクトで新しいことへの挑戦の時間とエネルギーがない。なのでナシにした。去年を踏襲する事にしたのだ。皆様ご了承下さいませ。

 

 

 

 

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2010年

5月

06日

箱苗の準備に入る

スジモミを作る。

100506(木)雨 箱苗の為のお米の種、種籾(たねもみ)を作る。過去ブログを見ると去年は5月10日に作っていた、今年は少し早いが色々予定もあるので始める。下の画像が種籾(たねもみ)。完成品。

▼まず水に食塩を入れ、(卵で比重を見る)

▼去年作ったお米を一斗(15kg)小分けして入れ、

▼水に浮く分を除外し、

▼沈んだお米を別の「てぼ」に取り上げる。

▼これは1、5合升。これ一杯が、箱苗トレイ一つ分の種籾量になる。

▼なので、箱苗分(約22箱)升に取り、

▼取った分を水洗いし、網袋に入れて少し置いておく。(最上の画像)

  一晩置いといて明日、種消毒という作業をやる。数日後留守にする予定があるので、その関係で作業の過程を調整する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2010年

5月

05日

春田起こし2

もの言わぬ機械に感謝!

100504(火)晴れ 昨日の続きである「春田起こし」をやる。燃料を買って来て補給し、只、ひたすら耕耘する。耕耘機をはじめ農機具の機械音が、昔、あまり好きではなかった。しかし機械がなかったらこの面積をどうやって耕すのか?、人力でやっていたら気が遠く成る程のエネルギーと時間がかかる。牛の時代があった。そして機械も文句も言わず働いてくれる。今更ながらだが、それらを偉いと思うようになった。

昨日の続きから、只、ひたすら耕耘する。

機械が高価過ぎるのが絶対オカシイ!とかなり思うが(なので私の家は全て中古だ)機械そのものには罪はない。一人でやっていると機械の気持ちが判る気がする。

 

この耕耘機はもうお爺さんなのだ。すでに引退して倉庫で余生、ご隠居の身分だったのに 、どういう運命のイタズラなのか、再び現役の場に引っ張り出された。どんな気持ちなのだろうか…と動かしながら想像する。きっと最後の役目を頂き、懸命に老体にムチ打って貢献しようとしている…のではないかと…うう〜ん、ジ〜ンと来るではナイカ!ありがとう!レッド一号爺さん耕耘機!感謝で一杯デス!

そんな思いのうちに「春田起こし」は終了。

 

 

 

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2010年

5月

04日

春田(はるた)起こし

今年初めて田圃を耕耘する。

100504(火)晴れ GW期間、こちらでは、たいていのお宅が田圃をトラクターで起こしている風景が見られる。これは、1、普段お勤めに出ておられるその家の比較的若い人が在宅していて、この機会を逃すと田圃起こしが出来ないので。2、田圃起こしは晴天が続きそうな時が、起こした田んぼが乾いて良いらしい。なので晴天が続きそうだったこのGW前半、そうする家が多かった。この最初の田起こしをこのあたりでは「春田起こし」と言うそうだ。

法事があったりで少し遅れたが、私もトラクターではないが耕耘することに。一年振りに引っ張り出した耕耘機も、どうやらちゃんと動いてくれるようでひとまず安心。田圃に持って来る。

一年振りに耕耘始める。

法事で帰省していた兄姉も見に来てくれた。

ひたすら耕耘して行く。

夕方、燃料の軽油がなくなったので途中だが、本日は是まで!続きは明日に!

 

 

 

 

 

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2010年

5月

03日

思いは春風に乗って

みぞさらいをやる。

今日は5月3日。GWの最中。皆さん如何お過ごしでしょうか? こちらでは法事があったりで、勢い、ブログが停滞気味です。申し訳ありません。この内容は少し前の話題なのですが、忘備録的にUPさせて頂きます。

 

100427 晴れ この日は、田圃の整備、先日イノシシが荒らした畦を復元した所の溝さらいやる。溝の土はスコップでひたすら上げる。この土も私がやらない限り、ひとまず、この惑星地球上で誰もやらないだろう。

溝の泥を上げる。当たり前だが、自分がスコップでひとつでも掘リ上げない限り前へは進まない。私はこの作業をやりながら、最近知り合った遠い友人の事を思う。或はシベリヤ強制労働の事を思ったりする。寒さの中、自分の下着をその人に差し上げたロシア兵と何十年振りに再会する旧日本兵の話…。

私はメール機能のない携帯(老人用)を使用。なので、その遠方の友人には今風のメールではなく思いだけが浮かぶ。「その後お元気デスカ…?こちらはまた、今年もお米作りの準備をしてイマス…」私の思いは春風に吹かれ何処へ行くのだろうか…。

 

 

         そら ね ごらん

         むかふに霧にぬれてゐる

         蕈(きのこ)のかたちのちひさな林があるだらう

         あすこのとこへ

         わたしのかんがへが

         ずゐぶんはやく流れて行つて

         みんな

         溶け込んでゐるのだよ

         こゝいらはふきの花でいつぱいだ

 

 

          「林と思想」-  宮澤賢治

 

 

 

 

 

 

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2010年

4月

10日

四月になれば彼は…。

箱苗の準備をやる。

100408(金)晴れ 午後、お米プロジェクト'10の為の箱苗土の準備をやる。下の写真はそれに必要な道具類。去年は土干しを4月6日〜13日、箱苗に土入れを5月12日にやった。今年は早くやれることはやっておくことにする。

▼まず以前取っていた土を(十分乾燥しているのだが念の為)天日に干す。

▼その間に新聞を専用のプレートに合わせて切って行く。新聞紙を敷くのは、下に新聞紙があると、その上に苗が出来た時、苗がバラつかず一度にまとまってブレートから取り外せるからである。

▼新聞が入ったプレートに天日で乾燥した土を入れて行く。

専用の定規みたいなもので(正式名不明)、土を適切で均等な高さに整えていく。

これでこの行程は一応終了。これを今年は22箱作成。その数は去年の経験から。逆算された。

そうやって、適切な場所に置いておく。種籾を作るのはもう少し先になる。

今年も無事に美味しいお米が出来ますよう…感謝の念を込めて作業終了!

 

 

 

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2010年

1月

27日

お米プロジェクト’10 初始動!

田圃に堆肥をばらまく。

100126~27(火〜水)久し振りに好天が続いたのを利用し、田圃に頂いていた堆肥を拡げる作業をやる。お米プロジェクト’10 、おごそかに初始動だ。

お米作りは実は、この冬の間の土作り準備が大切だそう。堆肥は昨年暮れに牛を飼っておられる知り合いの農家の方より頂いてたもの。藁と牛糞が混じったものだ。

 

暮れよりすっと田圃に放置されていたので臭み等は殆どない。これを大きなフォーク見たいな道具で、一輪車に分け入れ、田圃のあちこちにばら

まいて行く。まだ堆肥の量が多くないので一日で済んでしまうのだが、他にも用事があり2日に分けてやる。夜雨の予定。均等拡散を祈る。

 

今年は、どういう風に一年、推移するのだろう? 今年は肝入りとかもあり、そちらにもエネルギーが入る。冒険はぜす、昨年と同じ流れを踏襲しようと今は思っている。どういう天候になるかもわからない。今年が終わって見ないと判らない。昨年と同じ位出来る事を今はただ祈っている。

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