地面が乾くのを待つ田圃。

お米プロジェクト’10 ~ 稲刈り直前!

101015(金)晴れ このところ、九州北部は日射しのないイマイチぱっとしない天気が続いていたが、今日は久し振り天気になった。

 

さて、お米プロジェクト’10の田圃は、どうなってるのか? お陰様で、ほぼ、もう稲刈りしてもいい状態になっている。では何故そうしないの? 稲はそういう状態のなのだが、かなり前から水を抜いてる田圃が、まだ地面が乾かない。乾かないと、稲刈り機を入れても泥濘に機械が入り込んでやっかいなことになる。稲刈り機(2条刈りバインダー)は、お隣さんの御厚意でお借りする。そうやって機械壊したりすると大変。なので現在、地面の乾きを待っているところだ。

 

天気が良く日射しがあって風がある方が乾燥する。ところが、これまで天気がぱっとしなかった。天候、それから、プロジェクトを手伝ってくれる人たちの休日、全てを上手く合わせるのはかなり難しい。何とかうまく出来る事を祈る。10月24日(日)に集まってもらう予定。しかし、稲刈りそのものは、少し前に私が始めているかもしれないと思う。プロジェクトの皆んなには、主に「掛け干し」の作業に手伝ってもらう予定だ。皆さん、どうぞよろしく!

 

お米プロジェクトも今年で2年目、今年も、どうにかなんとか、お米が出来そう…。自慢出来る事があるとすれば、減農薬であることだ。この地域の平均的、農薬散布回数は4回。私の所は2回、それも、もっとも軽い農薬、「バッサ」で乗り越えた。それから、地域の方は除草剤使用、私のところは未使用。(お陰で今年は草取りだったが…)それから、稗専門の除草剤も未使用。(お陰で稗取り、一番大変だったが…)そして、これからやるのだが、「掛け干し」による自然乾燥米であることも、アピールしておきたい。

 

慣行レベルに比べて農薬・化学肥料の使用回数が50%以下で栽培された農産物は、特別栽培農産物として扱われるらしい。これは、このHPを見られた、遠く東日本にお住まいの方からわざわざ教えて頂いた。(要平さん、ありがとうございます!)どうやら、これに該当するのでは? 県か何かのお墨付きはもらってないが、(そういうのは何処か面倒臭いと思ってる…)その辺りは無農薬ではないけれど、作って2回目にしては、よく健闘したのでは?と思っている。

 

未だ全ては終了してないので、回顧には早いが、思えば今年も色んな方のお陰でここまで来れた。来れたのが信じられない位だ。ひたすら感謝!でありマス。感謝は具体的な行動で示さないと伝わらない…と私は思ってる。(ただ感謝というだけなら簡単だ)今後はそのことを考えて行こうと思う。

 

お陰様で、大きな台風も来ず、虫は来たが被害は出ず、稗も相当取って殆どなく、昨年と同じような、黄金色の「豊饒の海」が出来た。

首部を垂れる稲穂は、何時見ても美しい。

 

本日も、ご訪問頂きありがとうございます。良い事がありますように…!

 

★お米プロジェクト’10定点観測、9月21日〜10月15日(本日)までUPしました!

 

 

コメント: 2
  • #2

    planetary-n (土曜日, 16 10月 2010 21:50)

    tsuyoshiさん、いつもいつも、コメントありがとうございます。

    そうですね〜。これまたネットのお陰で、ご遠方の方からわざわざ詳しく、色々教えて頂きました。もう〜感謝感激です!(Yさんありがとうございます!)

    そういう訳で、作ったお米は特別栽培米に該当するものと思います。ですので、HP内[惑星商会]去年のお米の販売のブログで述べましたように、今年は、皆さん、申し訳ありませんが、お米の値段、少し改訂させて頂きます事をお許し下さいませ。tsuyoshiさんが言われる通り、色んなサイトを見て、決めたいと思っています。よろしくです。

    お米の販売は、11月中旬からになる予定です。理由は、御売り出来る全体量がその頃にならないと判らないからです。このことにつきましては今後、随時HPで、御案内していく予定です。どうぞ宜しくお願いします。

  • #1

    tsuyoshi (土曜日, 16 10月 2010 21:11)

    長い半年でしたね。お疲れ様でした。今年の一番の収穫は、nさんのお米が一般の栽培方法のお米とは価値が違うということ(決して通常の栽培方法を低く見ているわけではありません。)が収穫直前にわかったことではないでしょうか?何かお墨付きを天から頂いたような、こっちまで嬉しくなるような出来事でした。色んなHPに無農薬栽培等のお米の販売価格が載っていますね。参考にされてはいかがでしょうか?
    今年は、是非nさんのお米を食してみたいと思います。よろしく(*^^)v