このブログにも過去数回登場したことがある友人、Sさんこと佐藤さん(佐藤憲胤氏)が、5月16日、日本推理作家協会より、第62回「江戸川乱歩賞」を受賞した! 副賞として賞金1,000万円!フジテレビより単発ドラマ化・あるいは映画化! 受賞作は『QJKJQ』、8月上旬に講談社より刊行される予定!
http://www.shinbunka.co.jp/news2016/05/160517-06.htm
「江戸川乱歩賞」といえば、東野圭吾や西村京太郎・森村誠一など、今を時めく多くの推理作家を輩出した、探偵・ミステリー小説界の最高峰だ!
天晴れ!素晴らしい! 昔から知ってる、いち友人として、こんなに嬉しいことはない。私・ストレンジもいささか興奮気味である!「しばらく音沙汰がなかった佐藤さんが、またスゴイことをやってくれた…!」
佐藤さんは、2004年、初めて書いた長編小説『サージウスの死神』(2005年講談社刊)で、イキナリ、第49回「群像新人文学賞」優秀賞を受賞し、当時、彼の職場の上司である半田さん(半田広宣・意識物理学者・(株)ヌース・コーポレーション代表)や、交遊があったストレンジ等を、アッと言わせた。
受賞後は福岡から上京し、バイトしながらも小説家として活動し、2009年には2作目の小説『ソードリッカー』を、講談社から刊行している。
2012年夏、ストレンジが上京した折り、新宿で共通の知人である詩人の河村悟氏と共に久し振りに再会し旧交を温めた。その頃までは毎年の年賀状や近況の手紙のやりとりもしていたが、ここ数年は特に音信はなかった。「どうしてるだろうか…」と、思っていた頃に飛び込んで来た吉報だった。
受賞作『QJKJQ』
月刊文藝雑誌「小説現代」7月号(現在発売中・税込1000円)の250頁〜に、第62回江戸川乱歩賞決定発表があり、佐藤さんによる「受賞の言葉」や、5人の現役推理作家による選考委員の選評が掲載されている。(作品は掲載されていない)
それによると、
1、受賞作は、一部の選評者には絶賛。
それ以外の評者にも好評。
2、作品タイトル『QJKJQ』は、どうやら、トランプのポーカー、絵札の2ペアーのカードからのようだ。
3、「四人家族、全員が殺し屋」という、モノスゴイ設定らしい。
4、「平成の『ドグラ・マグラ』」という噂も出ている。
今のところの情報によると、かような感じで、8月の発売が大変楽しみである。この記事に関しては、今後、本が出版された頃に、またご紹介したい。
参考):過去ブログに登場した佐藤さん(Sさん)
1、2010.05.07のブログ「久々のヌースレクチャー」後半最後の部分。
2、2012.02.27のブログ「詩人河村さんのこと」後半部分。
3、2013.02.26のブログ 後半「河村さんと佐藤さんに会った夏」。
このブログUP後、佐藤さんにご無沙汰の非礼を述べつつ、受賞のお祝いの手紙をしたためよう。佐藤さんは拙ブログ見てないと思うけど、
佐藤さん、やったね!本当におめでとう! これまでのいろんな思い出が甦り、感無量だよ。それらのことを手紙に書けたらと思ってる。
本日のご訪問まことに有り難うございます。良いことがありますように!