秋の夏草刈り

とにかく草を刈る。

110910(土)晴れ曇り 9月になったのに暑さがぶり返した。高温で雨が多いと、当然、草が勢い良く生える。このブログでも夏草刈りの様子は過去何回もUPして来た。草刈りについて思う事、言うべきことはもう、言い尽くした感がある。

地震、颱風、放射能が来ようが、介護してようがいまいが、ぜんたい世界がどうであれ、一定の温度と湿度があれば、草は生える。

基本、夏は草が繁る。そのままにしてると色々都合が悪いので、草を刈る。どう都合悪いのかも、過去ブロブに何度も述べた。(’10、'09の夏のブログ参照)なので、ここでは割愛させて頂く。

ただ、もう、何も考えずに草を刈る。 いや、…フト思う。

日本の人口の中で、田畑山林を所有してる人の割り合いは、どの位なのだろうと。 10%? 3%くらいなのでは?と思う。殆どの人たちは土地など所有してない。土地を持ってる人は幸せ? 憧れる?

ここで、アーシュラ・K・ル=グウィンの『所有せざる人々』(1974)という、名作の誉れ高いSF小説の話に飛ぶのは、相当無理があるとは思う。生きてる価値観を揺さぶられる作品だそう。

アーシュラ・K・ル=グインは、その他に『闇の左手』という名作も書いているが、一般的には何と言っても『ゲド戦記〈四部作〉 The Earthsea-Quartet.(1968 - 2001)』が有名だ。

『ゲド戦記』には竜が出て来る。ジブリの作品は今イチ評判は良くなかったようだが、自分は映像の綺麗さと雰囲気は好きだった。竜=龍? 龍と日本は深い関係がある事を(古)神道系からは良く聞く。曰く日本列島は龍体であると。

そんなことをツラツラ思い乍ら作業をする時もある。すると作業は何時しか終わる。ジブリの『ゲド戦記』の中には『竜』という歌が出て来る。これが中々良い。歌詞も良い。良かったらどうぞ。 『竜』/手柴葵(2006)

 

本日もご訪問ありがとうございます。それでも良い事がありますように!

 

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コメント: 2
  • #2

    planetary-n (火曜日, 20 9月 2011 13:47)

    sasorizaさん、書き込みありがとうございます。
    ハンドルネームで頂き一安心です。

    土地を所有してるという、その字面だけ見ると、なんだかすごい印象ですが、都市近郊農家の評価額の高い土地から、山奥の耕作放棄土地まで、土地にも色々ありましてね(笑)。

    セイタカアワダチソウは、こちらの方には未だありますよ。この外来種は、あたりに毒のようなもの散布し他の草が生えるのを排除し、自分の領土を拡大するそうです。ですが最後には、あまりに領土を拡げすぎて、自らの毒の散布で自らがやられて縮小するのだそうです。という話を何処かで読んだことがあります。何ともやれやれですね。

    黄色(キンセンカの黄色に近い色ですね)のコスモスもありますね〜。これも海外種なのですね。
    知りませんでした。教えて頂きありがとうございます。

    今、自分が気になる草というか植物は、カンネカズラ(寒根葛)いわゆる葛(クズ)です。荒れ地という荒れ地に蔓延るこの植物、もはや日本を被い隠さんとする勢いであります。これについては、またブログにでも取り上げたいですが、とにかく特に九州、本当に凄いです。

    「秋になると蝮が出てきます」sasorizaさん、良く御存知ですね。その通りのなのです。秋の蝮は子供を腹外に出す際、邪魔になる毒牙を落とす必要があるそうで、何かに噛み付きたいのですね。なので、噛まれる可能性が高いし傷も深いのです。用心ですね〜。幸い、家の回りには居ないのですが、お気遣いありがとうございます。

  • #1

    sasoriza (火曜日, 20 9月 2011 11:10)

    春から夏にかけて草はほっとくと伸び放題ですから、広い土地の所有者は大変ですね。この頃車で移動中に山あいの道端にセイタカアワダチソウが見かけなくなりましたね、黄色の花が綺麗で活け花用にと外国から持ち込んだ様ですが、花粉がアトピーに良くないと言われ、駆除されたのでしょうか? 黄色の花では、黄花コスモスが(これも外来種)いたるところに咲き乱れてますが、この花も日本固有の花を滅ぼすとかで害になる様にテレビで放映してるの観ました。
    秋になると蝮が出てきますから草刈も要注意ですね!