墓掃除、1000の風が吹き抜ける。

惑星ハシグチのお正月準備3

  焚き火の煙は自然のエクトプラズムである。!?
  焚き火の煙は自然のエクトプラズムである。!?

12月26日(土) 今年もあと僅かとなった。年賀状に追われつつも、今年の内にやる外の作業もある。本日は墓掃除。

 

私の家のお墓は、家の直ぐ近くにある。このブログにもよく登場する畑の側だ。そこに私の家だけで在る。なので気楽といえば気楽。何より近いので有り難い。こういうのは、田舎の良い所だと思う。都市では、お墓もままならない。そして遠い所だったりする。私が言わなくても十分貴方の方がご存知ですね。

 

お墓の廻りに少し木立があり沢山枯れ葉が落ちる。全部落ちてしまうまで掃除してもしょうがない。「今日あたり、もう大体落ちた頃」と母が言う。持って来た竹箒きでかき集め始める。

 

墓掃除する時はたいていラジオを持って行く。私は中学の頃からラジオ少年。ヒットチャートを毎週聴き、ノイズまじりの遠くの放送に思いを馳せて育った。田舎にはポータブルラジオのAM放送の音質が、何故かよく似合う。

 

年の瀬の話題がチョット懐かしい音楽に乗せて流れる。先祖はどう思っているのかよく判らない。今日は、また寒さが戻って来たので、かき集めた落ち葉に火をつける。暖かい火が有り難い。落ち葉の煙が1000の風に吹かれて天に舞う。