機械修理の達人。
5月22日(金)。 達人は早朝アポなしでやって来る。使い込まれた工具箱ひとつで。
4月23日のブログで紹介した耕耘機は、長く使われてなかったせいか、あちこちメンテナンスが必要だった。しかし、さすがに耕耘機には、私も詳しくない。多少の経験ある私でもそうだから、都市生活者はまず、お手上げだと思う。触る機会もないのでは?と思ったりする。
達人の機械修理の腕は惑星ハシグチでは噂になっている。なんでも、プロの機械屋より上手いらしい。母が噂を聞いて事前に修理依頼してたのだ。
達人は噂にたがわず、手慣れた動作でビスをはずし、怪しい所を過不足なく修理していく。小一時間経過。あれ程あちこち問題あったマシンが、生き返ったように変身していく。
『これはエンジンはまだしっかりしてる。起動するヒモを切らないようにね。それから、ワイヤー部分等に油をさすこと。』
『昔から好きだったのですか?』『いや、そういう訳じゃなか、必要になってそうなったとたい』『悪い所は機械が教えてくれる』けだし名言。
70歳を超えておられ、名優ロイ・シャイダー似の、この小柄な達人は、この年齢で、ユンボ(工事用の大きなショベルカー)を操られる。『まだ若いんだから!(かんばりなさいよ、というニュアンスか?)』達人はニッと笑い、そう言って去っていった。意味がよく判んナイが。田舎にはこういう超老人が、かなり、いる。ただ、ひたすら感謝!
達人はお酒がお好きらしい。酒一升のお礼をする予定だ。
コメントをお書きください
ラフィキ (水曜日, 22 7月 2009 20:47)
この様に技術を持っていらっしゃる方は沢山いらっしゃるのでしょうね。良かったですね。
この方が訪問されると、耕耘機のエンジン音さえも軽く弾んで聞こえるのではないですか。
planetary-n (金曜日, 14 8月 2009 03:05)
ラフィキさま、コメントありがとうございます。機械、メカに強い人は田舎は多いですね。誰でも、DIY、(Do it yourself)精神が高いです。お金をかけず、自分でやれる所はヤッテしまう。その情報交換も盛んです。これはいいなと思います。