田圃の四隅の稲を手で刈る。
10月21日(水)。バインダー(稲刈り機)の田圃での作業を、より、やりやすくするために、田圃の四隅の稲を約2m四方に手刈りする。バインダーが方向転換等しやすいようにだ。
初めて自分たちで植えた稲を鎌で切ってみる。チョットどきどき。「ガサッガサッって音がするとか良かと」と母は祖父が言っていたと話す。そんな音が確かにする。寧ろ、「ガシッガシッ」とも聞こえる。茎がしっかりしていて固いのだ。茎が柔らかく、切ってもそういう音がしない稲は余り良くないそう。 「これは、関わった友人たちにも是非、経験させたい」と思う。
お米プロジェクト'09の田圃は、田圃になる以前、長く牧草地だったので、土地が肥えていたせいか、分蘗(ぶんけつ)という稲の茎の株の数がとても多い。普通の2倍近い大きさだ。なので、切った米束が4つで手一杯。もう4つで一塊に纏められる。普通は7つくらいでやっと手一杯だそうだ。いかに株が大きいが判る。株が大きいということはその分、稲が多くお米が多いという事だ。つまり、お米プロジェクト’09の田圃は結果、初めてにしては大変良く出来たということである。いやはや!
これでいつでも稲刈りが出来る。お米プロジェクト'09、クライマックスへ!
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ラフィキ (水曜日, 11 11月 2009 15:16)
なんだ・・左利きなんですね。難しくは無いですか。今はそれようの鎌があるのかな。私が手伝った頃は鋸状の刃で三日月のような鎌を使ったように思う。切れ味は良いが指を切ると痛かったのを思い出す。
嬉しさ一入、何とも言えない気分でしょうね。しかし、果物と違ってその後も多くの作業工程があって・・本当にご苦労さんですよ。今日は10日、もう口の中に入ったのかな。お母様と喜び合っている顔が見えるようです。
planetary-n (水曜日, 11 11月 2009 18:40)
ラフィキさま、コメントありがとうございます。
そうですね。私は左利きです。よく観察されてますね~。世の中は右利きの文化なので右も使います。つまり両利きです。属に左利きは器用だと言いますが、左利きから言わせて頂くならば、世の中の大半が右利きの文化なので、マイノリティの左利きの人たちは、器用にならざるを得ないのであります。右利きの人が気付かない所で左利きの人たちは何時も困っていて、でもそのつど工夫して生きています。 私はそういう同じ左利きの人たちが好きです。
私は自分の中にマイノリティな部分があって良かったと思います。そのお陰で世界の別のマイノリティに対して寛容な気持ちを持つ事が出来ますし、それらに関心を持つ事が出来ます。それらに気付かない人生よりは人生が深くなれる気がします。
新米は未だ食べていません。関わった人たちと、収穫祭大試食会を計画中です。ラフィキさんも来ませんか~、「食べるボランティア」もアリですよ。
ラフィキ (木曜日, 19 11月 2009 14:30)
変な質問をして悪かったですね。ごめんなさい。
私は春・夏・冬の3回しか動けません。東京に出るだけでも5000円かかりますから・・安い時期を捉えて動いています。
ご招待有り難うございます。嬉しいです。今までの日記のことだけでも大変勉強になりましたので、感謝しております。