昔ながらの方法をやってみる。
7月18日(土)。7月10日のブログ田圃に虫発生で虫の様子を見ていたのだが、今日、昔ながらの方法で虫取りを決行した。やり方はこうだ。
台所で出た、天ぷら後の廃油に軽油か灯油(人によっては重油をススメられる)を混ぜ、田圃に稲苗のは直接かからないように少しずつ撒いていくそれを足で拡散させながら進む。
そのあとをもう一人が笹の葉などで稲苗の根元を払う。
そうすると、稲苗の根元に居る虫たちが水面に落ちる。水面は油があるので、呼吸が出来ず死んで行く。
液体農薬や粉状の農薬を噴霧器を使い稲苗にかけるより、人にも植物にもやさしい、害のない虫取りの方法だ。
昔は、(といってもかなり昔、要調査)やっていたのだが今はこのあたりでも全くと行っていい程やらない。手間ひまがかかるからだと思う。
何故手間ひまかかるのが敬遠されるのかは、深い訳があると思うのだが、今日は時間がない。(明日は早朝から地域行事なのだ)時間ある時ここに書き足そうと思っている。
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ラフィキ (木曜日, 23 7月 2009 22:20)
この捕虫方式は初めて知りました。
爺の子どもの頃・・中学生位までは苗代(田植え前の苗)の所に生徒が集まって虫の卵を探したことがあります。長崎の方式よりも、昔な感じですよね。しかし、人界戦術もすぐに終わりになって、農薬時代がやってきたのです。
インドリンとか言われる薬は人間にも悪いので、散布してた印を見たら、その畦道は通らないように・・何て、言われて学校から帰ったものです。
ここから薬代が嵩む農業への転換がはじまったのでしょうね。
planetary-n (水曜日, 12 8月 2009 02:13)
ラフィキさま、コメントありがとうございます。コメントのコメントが甚だしく遅れて申し訳ありません。農薬を使ってもっとも被害を受けたのは、それを散布した農家の方々です。ですがお米に於ける農薬ばかり注目され、農家の健康等殆ど問題にされませんでした。そう言う時代が永く続いて今日至ってると思います。農家の方も主体性がないことに問題あったと思います。生かさず殺さずという位置。国にナメられているのだと気づかない、のではと思います。