田植え以後。
7月4日(土)。田圃を見回りに行く。この「見回りに行く」という行為は田植えをした家の方は誰でもやる大事な行為である。実際一日のうち、(最低)一回は現場に行き、田圃の具合い、水かさの具合は?、草が生えてきてないか?虫が発生してないか?その他変わった事がないか?目で確かめるのである。個人的には「見回りの行為」は上記以外に重要な意味があるのではないか?と思ってるが、それはまたの機会に。
下の画像はオタマジャクシとその上にいるのはトンボの幼虫、ヤゴである。そしてよくみると、オタマジャクシの左上に豊年エビがいる。それぞれ、共存して生きている。約一反の田圃(992㎡)は、お米を育ててるだけでなく、一大生物生命圏なのだ。一体どのくらいの個体数の生物(確認可能で)が生きているのか想像さえつかない。豊年エビはもう大量発生、オタマジャクシだって山のように居る。それらを私共が管理していると思うと不思議な気分だ。私共に完全に命あずけている。結構な責任だ。
こんな風に日本の田圃が実に豊かな生命圏であることは、皆さん是非、知っていてほしい。私も未だ学びの途中でエラソーなことは言えないのだが、『田の虫図鑑』(農文協)等もあるようなので、おいおいもっと調べて行こうと思う。
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ラフィキ (木曜日, 23 7月 2009 06:46)
ヤゴ・・なんて暢気に言っているが、咬まれるととても痛いものですよ。田植えは半ズボンで裸足でしたから、良く咬まれましたよ。成虫になれば、人間様が仕返しするかのように、昆虫採集と称してOOすことになる。これも輪廻なのか・・ね。今になると複雑な心境です。
planetary-n (土曜日, 26 9月 2009 17:38)
ラフィキさま、コメントありがとうございます。
なるほど、トンボはヤゴの時からしっかりしたアゴを持っているのですね。これは、知りませんでした。ありがとうございます。