秋野菜作り-その3

追肥する。

111004(火)晴れ 先日植え付けた秋野菜の苗に追肥した。野菜作り指南書では、追肥する時期は植え付けから2週間後と書いてある。9月25日に植え付けたから今日は10日目。ここでは母の判断が優先される。

苗と苗の間に化成肥料と…

油粕を、一握りづつ置く。

鍬で畝の間の土を両側の苗の根元にそれぞれ交互に置いて行く。

白菜の苗は、小さな虫が先に味見していて、穴だらけになっている。

 

画像中央の、この黒い小さな虫を始め、別の種類の小さい青黒いテントウ虫、或はバッタ、蟋蟀(こおろぎ)等、青野菜の少ない今、白菜の苗を食べたい生き物は多い。しかし、そこは、そもそも我々人間様が食べようと思って植えた苗だ。そこの小さい住人たちよ、キミらも食べたかったらキミらで植えなさい!自分はそう言いたい!何にせよ横取りはイケマセン。

沢山植えれば虫も食べきれなくて被害は少ないそうだが、そう沢山植えてないのでどうしても虫がつく。農薬は使いたくない。野菜は無農薬。試しに竹酢液を噴霧してして見たら、液が濃過ぎたのか葉が黄色くなって枯れかかった。なので中止した。薄めて散布する必要がある。その割合を調合することを自分は面倒臭がっている。そうなると、こまめに虫を取るしかない。あとは、レースの様に虫に食われた後の成長点から出て来る今後の新しい葉っぱに期待する。

苗の根元に土を寄せて、倒れないように整えた後、水をたっぷりかける。

ブロッコリーは何故か今のところ全く虫にはやらてない。オータムポエムは悲しいくらい、レースのようにやられてる。それぞれ同じように追肥して土寄せし、水をたっぷりかける。

 

この水をかけるという作業、花壇等でもやってみた人はお判りだと思うが、素早くしようと思っても全然出来ない作業である。そこの土にある程度水がしっとり地中深くまで浸透するには、暫くじっくりその場所上で水をかけ続けなければいけない。スピードと効率というのが、「水やり」には通用しないのだ。

 

早くやってもその分、地中深くまで水が行き届かないから結局2重手間になる。水やりをやる時、早く終わらせようとする自分のせっかちさが良く判る。知らず知らずのうちに何かに追い立てられて生活している自分に気付く。水やりは、いやがおうにも自己を見つめさせられる瞑想的な作業なのだと思った。

 

本日もご訪問ありがとうございます。それでも良い事がありますように!

 

    前へ                     次へ

 

 

(500MB/451MB)

 

 

コメント: 2
  • #2

    planetary-n (金曜日, 07 10月 2011 06:45)

    SASORIZAさん、まぁ〜夜中にありがとうございます。虫と野菜の関係は色んな説があります。言えるのは、市販のきれいな葉もの野菜にはそうなる過程で農薬を使ってるということです。キャベツ等、相当農薬かけないとあんなにきれいな葉っぱにはなりません。

    ですので、野菜は良く洗って食べて下さいね。無農薬はもちろん、そうでない野菜も作る側は手間ひまかけて作っています。適価で売られこと願います。ですが、消費者である立場だと安い方が良い。でも、野菜は手間ひまのわりに安過ぎます。なので、売り用に作る気がなくなります。

  • #1

    sasoriza (金曜日, 07 10月 2011 03:56)

    よくも虫達は食ってくれたものですね!
    あんなに食われても白菜は成長するのですね。
    虫も食わないじゃ無く 虫が好きなだけ美味い白菜が出来る?
    然し無農薬だったら虫達との戦いが続きますね。 
    ご健闘祈るしかないですね。
    おいしい野菜が出来ますように!