Good-bye Summer 2011(海岸編)

海へ…。

110825(木)久し振り少し晴れた。フト…、思い立って海を見に行く。

 

行き先は、旧佐世保市内、最西端に在る小さな漁港、相浦(あいのうら)港湾岸。母の病院の帰りに遠回りだが寄って見る。埠頭の突端まで行ったのは初めて。製氷会社、埋め立て地、火力発電所、廃屋、冷凍倉庫、無人駅、漁港、船着き場…、そして遠くに教会。

 

西果ての地に相応しい光景が、遅い夏の午後の日射しを浴びる。物語のイメージは、H・P・ラブクラフト『インスマウスの影』の漁港。J・G・バラード『終着の浜辺』。

 


 

★リンクをクリックし曲をスタート。画面を戻し、以下のスライドショーをスタートさせてお楽しみ下さい。

 

   イメージBGM:『くれない埠頭』/ムーンライダーズ(1982)

本日もご訪問ありがとうございます。それでも良い事がありますように!

 

 前へ                          次へ

 

 

 

 

 

コメント: 6
  • #6

    Baldric (月曜日, 23 7月 2012 06:34)

    Worthwhile info. Fortunate me I discovered your web site by accident, I bookmarked it.

  • #5

    planetary-n (日曜日, 04 9月 2011 23:49)

    基さん、再びありがとうございます。感謝します!
    映画『ドグラ・マグラ』(1988年)は、即、ロードショーで、そのラブクラフティアンの友人と観に行ったのを憶えてます。おっしゃるように、何より、 マッド・サイエンティスト正木博士役の、故、桂枝雀氏の怪演ぶりが良かったですね。イメージはぴったりでした。惜しい方を亡くしました。

    また、その時の映画のポスターは、これまた奇才「太田螢一」が妖しく描いてますね。自分は今でも、この時の映画のフライヤーは所持しています。太田螢一氏 のファンだったのですね。ヒカシュー『うわさの人類』のジャケット、そして「ゲルニカ」のメンバーでもありました。って何時の時代の話をしているので しょう(笑)。ありがとうございます。時代を再認識する契機になりそうです。

    その他、お便りのカテゴリーからもお待ちしています。おひま時でもご利用下さいませ。ありがとうございます。

  • #4

    (日曜日, 04 9月 2011 21:03)

    ストレンジ・N様、わざわざご丁寧なお返事恐縮です。真クリ、懐かしいなあ。ドグラ・マグラは小説も楽しいですが、桂枝雀さんがご出演になった映画版も好きです。
    そしてご質問の件ですが、以前二度メールさせていただいたことがあります。他の点に関しては、こちらで長くなっては失礼かもしれませんのでやはりメールで返させていただきますね。

  • #3

    planetary-n (土曜日, 03 9月 2011 22:01)

    基さん、お久し振りです。お変わりございませんでしたか?書き込みありがとうございます!ご返事が遅れてしまいました。お許し下さい。

    『インスマウスの影』を、ご指摘頂き、まことにありがとうございます!嬉しく思います。A・マッケンや、L・ダンセイニと共に、20世紀を代表する幻想 文学の巨匠、ハワード・フィリップス・ラブクラフト(Howard Phillips Lovecraft)、その代表作品『インスマウスの影』[Innsmouth(1931)]の表記を、インズマンスと間違え、大変失礼致しました。訂正してお詫び申し上げます。

    一時は『定本ラブクラフト全集』『真ク・リトル・リトル神話大系』(共に国書刊行会)も全巻揃えるくらいの『ラブクラフティアン』だったのですが、表題を間違えるようでは情けないですね〜。これらを含む殆どの幻想文学関連の稀観本は、それこそ、「曰く名状しがたい…」理由にて、或る日、古書店行きと相成り ました(悲笑)。所有することより、それらを経験して行く事が重要だったのかもしれません。

    さて、数少ない自分の回りの「ラブクラフティアン」の間では、佐世保の西果ての鄙びた漁港「相浦」こそ、極東の「インスマウス」!。そしてあの丘の上の教 会は、キリスト教を装っているが、実は、邪神教『ダゴン秘密教団』に違いない!と、それはもう〜もはや自明の事実として認識されていました(笑)。

    基さんは、あの教会から向こうに広がる住宅地にお住まいなのですね。おおぅ〜そうですかぁ〜、あの教会は何時も午後の日が当たってるイメージで、あの辺りは夕日が何時も綺麗に見えそうです。自分の住んでる所からは夕日が見えませんので、ちょっと羨ましいです。

    怪優「佐野史郎」が出演した『インスマウスを覆う影』は当時観ましたよ。今もネットで探せば観れますね。(未見の方はどうぞ!YouTubeにあります)せっかくなので、一部をUPしようとしましたが、うまく行きませんでした。

    今回は、そもそも、ムーンライダーズの『くれない埠頭』という楽曲が好きで、夏の終わりに似合うので、そのPVのイメージで相浦埠頭に行ってみました。『インスマウスの影』で作るのでしたら、もう少しどんよりと曇った日の風景画像がお似合いだったかもですね。

    その47才という短い生涯、米国東部の地方都市プロヴィデンスで、ほぼ世捨て人に近い人生を送り、超自然的事象を幻視したラブクラフト (1890-1937)は、ご存知かもしれませんが、日本の地方都市、九州福岡で一生を終え、前代未聞の奇書『ドグラ・マグラ』(1935年)等、福岡を 舞台とした幻想文学を発表した、夢野久作(1889-1936)と、ほぼ同時期に生まれ没しています。

    この2人は、その面長の風貌も非常に良く似ていて興味深いです。同じような資質を持ち、同じように地方都市で過ごす一生。2人はドッペルゲンガーと言っても良いのかもしれません。

    ラブクラフトが作り上げた独自の神話体系「クトゥルー」は、自分の中では惑星ハシグチの森の奥からも「遥かなる呼び声」として時折聴こえて来ます。

    惑星ハシグチは、特に観光地でも何でもなく、町はずれであることからも、個人の空想の世界を育むには相応しい王國、領土ではなかったか?と今になって思い ます。この切り口で、一度ブログを書いてみたくなりました。その切っ掛けを与えて頂いた、今回の基さんのコメントに心から感謝です! ありがとうございます。

    今後とも、次元と次元の狭間に建つ小さな“中継ステーション・カフェ”『遊星測候所』をよろしくです。気が向かれたら何時でもおいで下さい。束の間でも楽しんで頂けたら幸いです。ありがとうございます。

  • #2

    planetary-n (土曜日, 03 9月 2011 21:32)


    ところで、基さん、ご迷惑ついでに、少し確認したいことがあります。良かったら宜しくです。

    1、お名前は、基(モト)さんでよろしいのですよね? 

    2、すみません!以前にコメント頂いた自分のブログの場所を失念してしまいました。確か、これまでに2回コメント頂いたと思うのですが…、(そのうちの一つには世知原に泊られた話題がありましたね)ちゃんと確認しておきたいですので、どうか、お手数ですが、今一度教えて頂けたら嬉しいです。これを見られ、お時間在る時でよろしいですので、よろしくです。

  • #1

    planetary-n (土曜日, 03 9月 2011 21:24)

    ここに、基さんからのコメントを、昨日頂いていたのですが、それに返事を書いてUPしようとする過程で、なんと!基さんのコメントを、自分が間違って消してしまいました!ああああ〜、基さん!ごめんなさ〜〜〜い!

    基さんのコメント内容は、相浦港を、ラブクラフトの代表小説『インスマウスの影』に見立てたことが新鮮だったこと、映画化された『インスマウスを覆う影』が、相浦の雰囲気であること、ご自身のお住まいが、教会のある地域の住宅街であること、等でした。

    基さん、本当にすみませんでした!ごめんなさい! ご返事は書きましたので、このあとUPさせて頂きます。どうかお許し下さいませ!以後、気をつけます!