それでも生き続ける。

会計の引き継ぎ〜最低人の思い。

110203(木)晴れ ようやく最高気温が10度を越した今日は、午前中いっぱい、先の中山間地事業の「会計」の具体的な引き継ぎが近所の集会所で行われた。前任の方の、とても丁寧な説明があり判りやすくて感謝だった。Mさん、どうもありがとうございました。

 

判りやすい説明は作業内容の簡単さを予想させるが、そうではなく、かなり神経を使う箇所がある事が判った。また今後、お金の出し入れの為に煩雑に農協に出向く必要がある事も判った。そちらが窓口になってるからだ。

 

お陰様で、「美味しい!」と、あちこちから嬉しい感想を頂いたお米だが、お米作りだけでは残念ながら到底自分の経済は成立しない。ので今年から、何か別の仕事を探そうとしてる。仕事場がないことでは日本ベスト5位にたぶん入り、県外に仕事を求めての流出で、毎年約8000人の人口が減っている長崎県、その中でもさらに落ち込んでると言われてる(当地のある)県北部で探そうとしてる。それも50歳を過ぎて! もう〜、無謀も良いところ!大バカ野郎である。呆れてモノも言えない!

 

お米作りと両立させるのも難しい。お米作りも生かそうとすると仕事は非正規雇用しか考えられない。というか、そもそもそれしかない。それさえもかなり少ない、と思う。そういう状況の中、会計の作業もやらなくてはだ。農協の金融部門は銀行と同じなので平日昼間に時間が必要だ。どうバランスを取るのか?

 

…全く最低人であると思う。どうしてこういう人生になったのか? その局面局面に於いて一番良いと思う選択をした結果、今ここにいる。なのでしょうがない。過去に後悔はない。自分では死なずに生きて来ただけでも大したもんだと思ってる。(既に他界してる友人も多い)なのでここからまた始める。

 

「最低人」で思いだした。この言葉は勝手に浮かんで以前から自分は使っていたが、この程、芥川賞を獲った西村賢太氏の『苦役列車』には、この「最低人」という言葉が出て来るようだ。(本紹介新聞コピーより) 

 

この方、ひと目見た時から、少しでも日本の近代文学をご存知の方なら、「ああ〜、」とか、「おおぅ〜」とか、感じたと思う。そう、かつての芥川賞作家で故人の、かの、中上健次氏を彷彿させる風貌なのだ。(私が知らないだけで、既に何処かで話題になってるのかも知れないが、)なんだか久し振りに読んでみたいと思わせる気配を感じる作家である。体型や風貌が似てるということは気質も当然似ている訳で、力強い型破りの作風を予想する。

 

少し興味を持ってネットで調べ、紹介されてるその作品の冒頭部分を読んだ。予想通り重量級の内容である。そして、この方の人生の来歴もかなり凄い。自分も最低人だと思っているが、世の中にはいろんな最低人がいる…ようだ。そう思うのは不謹慎かもしれないが、なんだか少し何処か嬉しい。近くちゃんと読んで見ようと思う。

 

自分は最低人だが最低人なりに存在価値はあると思っている。必要がなければ、そもそもこの世に存在してないハズとも思っている。それでも生かされている事に感謝し、生かされてる意味を考えなくてはならない。ウ〜ム…。慣れない事を考えると眠くなって来た。

何やら面倒クサソ〜な会計……あああああ。
何やら面倒クサソ〜な会計……あああああ。

本日もご訪問ありがとうございます。良い事がありますように…!

 

 

 

 

コメント: 14
  • #14

    Dougal (月曜日, 23 7月 2012 13:42)

    Thanks you drastically for this great and actually insightful report. Everybody will get fantastic specifics from this text.outstanding do the job protect it up. I�m planning to bookmark this website site for came back again all over again in upcoming.Visiting this site daily now. Great info. Keep it up!

  • #13

    planetary-n (火曜日, 08 2月 2011 22:12)

    Sayuさん、ありがとうございます。農業関係の会計の引き継ぎの話から、西村賢太/『苦役列車』へ、そこから量子的ジャンプをしてNooslogyの彼方へ、自分が如何に分裂した人間か、良〜く判るスレッドになってしまいました。今春には小学館から新書も出る予定ですので、どうぞそちらもお楽しみに!「新著、苦闘してます」と頂いた年賀状には書いてありました。ではまた別の機会に!

  • #12

    sayu (火曜日, 08 2月 2011 21:25)

    おお~Nさん熱いですよ~Noosologyへの想いが伝わって来ます:)
    わたしはまだ入り口ですが、すごいもの知ってしまった!ワクワク♪♪♪といった感じです。Nさんみたいに広くお勉強された方とは比べ物にならないぐらいお気楽で、とにかくワクワク♪♪♪しています:)ただ、Nさんもおっしゃっていたように、直感的に、これは本物だ。と感じているのです。そして、知ってしまったからには、ちゃんと理解し、その知識と、新しい認識や、感覚を元に、ちゃんと生きたいのです。個として、全体として。役割を果たしたいと思っています。すこしずつ、すこしずつですね:)

  • #11

    planetary-n (火曜日, 08 2月 2011 01:37)

    tatsunariさん、sayuさん、それぞれのNoosologyへの想いをメッセージ頂き、まことにありがとうございます。

    Nooslogyについては、ここの場所ではなく、改めて適切な場所に何度も書いて行く必要を感じていますが、誤解を恐れずに言ってしまいますと、Nooslogyは、世界に数ある宇宙論の中でも、かなり過激で先鋭的であります。これらの考えは少なくとも時代の10年先は行ってると思います。

    そういうものに'90年代初頭に出会った私は、最初非常に頭がぶっ飛びました。私は自称幻想文学SF研究家でしたので 、それらの作品の思想的背景である西洋の古代から近代までの霊的精神史、60年代以降のサイケデリックポップオカルティズム、或はストーンヘンジ等の超古代文明、竹内文書、カタカムナ、ペトログラフ、日月神示 アダムスキーやゼガリヤ・シッチン等の宇宙哲学派、平行世界、ワムホール、超ヒモ理論、素粒子物理学、量子論 フラクタル理論、ホログラフィック理論 フリーエネルギー、等は一応基本は知ってるつもりでしたので、(あくまで一応ですが…)相当突飛な世界観でも動じない自信がありましたが、「これ」を知った時は、暫くの間、茫然とした日々があったのを記憶してます。

    自分だけスゴイ事を知ってしまって、どうしよう? しかし、直感的な感覚のみの理解で、人様に説明が実に難しい。知ったが故の悩みが出来たりしたものです。驚くのは、最初全くチンプンカンプンのジグソーパズルが、或る時から見事な整合性を現し始めることです。これはまさに驚愕というに相応しい。

    ある理論が正しいかどうかはそれを含むもう一つ上の次元の理論からでないと判らない、という、「ゲーテルの法則」はすでに正しいと証明されていますので、Nooslogyも大いなる仮説に過ぎないのですが、これほど既存の宇宙観、世界観に強烈に揺さぶりをかけ、また、提示されたもう一つの宇宙観に整合性がある考えを、幾つかの古代神秘思想にその片鱗を見る以外に私は知りません。

    そういう宇宙観ですので、少なくとも、こういう考えが20世紀後半の日本に出現したと言う事は外に知らせておきたい。それが知った人間の役割かもと思っています。これが実際どうなのかは、後に続くであろう新世代の人の判断に委ねればよい、とも思っています。ありがとうございます。少しづつ行きましょう。

  • #10

    sayu (月曜日, 07 2月 2011 21:15)

    Nさん、tatsunariさんのご紹介ありがとうございます。きっとtatsunariさんが、昨年紹介していただいた、例の方であろうと思いながらコメントさせて頂きました。Noosologyが開かれた思想であるという事、嬉しく思います。おもしろい!と思いながらも、すぐには呑み込めないのが私だけではないという点も安心しました。Nさん、tatunariさん、時が熟した時、Noosolgyの理解を深め、実生活に取り入れられるよう、よろしくご指導下さいませ!
    そうそう、確かに、この情報過多、張り巡らされた通信網の中、ゆっくり、ぼちぼち知り合っていくというのもいいものですネ。

  • #9

    tatsunari (日曜日, 06 2月 2011 16:51)

    Nさん
    Nさんが最善の時がNNCの始まりには一番良い時期だと思っています。僕自身設立まで、まだ時間が欲しいと思っています。Nさんの仰られている通り、設立には期を見て、じっくり詰めて行きたいですねぇ。
    sayu様
    どうもはじめましてです。昨年まで福岡でヌースの勉強会があったのですが、そこで半田さんはnoosologyは開けた思想にしたいということを仰っていました。私もその意見に大賛成です。ですから参加は誰でもOK!(こんなこと勝手に言っていいのかしら?(笑)Nさん、ごめんなさい)NNCに興味がおありでしたら是非ともご参加下さい。
    ヌーソロジーは僕もなかなか理解が追いつきません(汗)お互いがんばりましょう。

  • #8

    planetary-n (土曜日, 05 2月 2011 22:21)

    ご紹介が遅れました。Sayuさんと、tatsunariさんが、今宵、期せずしてコメントを頂き、Noosologyの話が出たのも偶然ではないでしょう。見事なシンクロニシティですね。Sayuさん、tatsunariさんこそが、昨年ご紹介した例の方です。tatsunariさん、Sayuさんこそが、昨年ご紹介した例の方です。半田さんにも実は、そういう
    事を企んでいますと、メールでお話しています。立ち上げには協力を惜しまないよ〜、との有り難いお言葉も頂いています。後は事実上、私が、ガァ〜と動けば良いのですが…、ごめんなさい。本当に目下、地域の諸々に取り囲まれています。ここへ住んでいる手前そちらも大事です。期を見ています。

  • #7

    planetary-n (土曜日, 05 2月 2011 21:57)

    Sayさん、ありがとうございます。母から聞いていますよ〜。私は今回は玄関まで車で送っただけでした。「すごくしっかりお仕事されていた…、」と母が話しておりました。『星の王子様』だったか…、誰かと知り合って行く過程は、少しずつ少しずつ、進んでいくような事が書いてあったのを覚えてます。

    Sayuさんと知り合って行くのは、そういう風に、少しづつ丁寧に楽しみたい気もしてます。ああ〜しかし、この時間の流れが速い時代、そうも言ってられないかもですね。適切なタイミングがあるかと思います。お気づきのとおり、深い所では皆、繋がっていますからね。そろそろ、ですかね…(笑)。

  • #6

    sayu (土曜日, 05 2月 2011 21:57)

    tatsunariさん、こんばんは。sayuといいます。はじめましてm(_ _)m
    まだお会いした事はありませんが、Nagasaki Noosology Collegiumなるものに興味大です。立ち上げの際には是非参加させて下さい!
    それまでにつっかかり、つっかかりのシリウス革命を読破&それなりの理解できるよう頑張る所存ですp(^^)q

  • #5

    planetary-n (土曜日, 05 2月 2011 21:40)

    おおぅ〜tatsunariさん! お元気ですかぁ〜、どう〜受験の方は…、tatsunariさんこそ大変な時期なのに…、まぁ〜このサイトが気晴らしに慣れたら幸いです。なんとかここでやってるよ〜。御覧の通りさぁ〜(笑)。福岡NOOSが懐かしい…。

    さて、tatsunariさんが、晴れて「サクラサク」となった暁には、また、ちゃんと会って、Nagasaki Noosology Collegium(仮称)を詰めて行きましょうかね〜。ありがとう。祈ってますよ。

  • #4

    sayu (土曜日, 05 2月 2011 21:31)

    あ、そうそう、昨日S-HPでお母さんにお会いしました!仕事中だった事もあり、あまりゆっくりお話出来ずに残念でしたが、お会いできて嬉しかったです♪ご挨拶しないままお別れしてしまって失礼しました。また遊びに行きますので、その時はたくさんお話しましょうね~とお伝え下さい!
    というか、今度はうちにも遊びに来てください!せっかくの徒歩圏内ですもんね:)

  • #3

    planetary-n (土曜日, 05 2月 2011 21:24)

    Sayuさん、コメントありがとうございます。
    過分な応援のエールを頂き、深く深く感謝です!

    ご自身の体験までお話頂き恐縮です。そうかぁ〜、私は、オンリーワンなユニークな、偉大な道のりなのですね〜、そうかぁ〜、ウウ~ン、少し立ち眩みがしましたが(笑)ありがとうございます。今後、へこんだらこのコメント読み返します。大丈夫です!こう見えても、(どう見えてるのか?)土壇場には強いのデス。何とかブレイクスルーして行きます! Sayuさんありがとうございます。心から感謝致します。又、遊びに来て下さいね〜。

  • #2

    tatsunari (土曜日, 05 2月 2011 21:00)

    どもども、長崎のOです。
    Nさんにとって今は大変な時期なんですね。無謀でも何でもやるべきことをやろうとなさているのは流石だなあと思います。きっと大丈夫です。
    Nagasaki Noosology Collegium は僕にとって考えていて楽しい構想です。いつかヌースやその他諸々について大いに語り合いましょう。

  • #1

    sayu (土曜日, 05 2月 2011 11:58)

    会計の仕事・・・私の中で、かなり関りたくない苦手分野・・・。Nさん!ゴシュウショウサマデス>人<っっ
    決まってしまったのならもう仕方が無いっ! 更なる成長と、つながり作りの為になる!どうか、どうか踏ん張ってください!後から振り返ったとき、必ずNさんのプラスになってますよ!

    最低人間。強い言葉ですねぇ。まあ、人間なだけまだいいですけどね。ケダモノ!とか、アクマ!オニ!とかじゃないから。Nさんはそんなキャラじゃないか:P
    人生山アリ谷アリ。私がドン底だ・・・と思っていた時、だとしたら、後はその底に当たって跳ね返って、今度は登って行くだけだ!とそれまでに無くやる気になった瞬間がありました。落ちてきた底が深ければ深いほど、落下の加速度が大きければ大きいほど、跳ね返る力も大きくなるのだと。私もそのころ仕事をさがしていました。いろんな時間的制限があって、大した仕事には就けないだろうと思っていたのが、何でも出来る!なんとでもなる!と心から思えたとたんに、不思議と今までに無いような恵まれた条件の仕事に就く事が出来ました。
    思いの力は絶大です。Nさんも大丈夫!本当に必要なものは、ちゃんと手に出来ます!
    Nさんのこれまでは自分のベストを尽くしてこられた大切な、オンリーワンな、ユニークな、偉大な道のりです。だから、会計頼まれたり、スゴイ本の脚注作成を頼まれたり、お米プロジェクトにたくさんの人が興味を持ったりするんでしょうねぇ。最低人間と呼ぶには、ちょっとスゴすぎませんか??
    わたしには、とても魅力的人間ですけどネ☆