冬に来年の夏を思いながら…。

玉葱を植え付ける。

101117(水)、24(水)、25(木)、三日に渡って玉葱を作る。コチラに戻って3度目の冬を迎える。冬の到来を、この玉葱作りで感じたりする。

 

ところで、そもそも、どんな野菜が何時頃作られ出来るのか、皆さんはご存知だろうか? お近くのいつもの馴染みのスーパーに行けば、一年中、野菜が一応ある。それだけを見ているだけは正直判らないのではと思う。

季節に関係なく、或はずらして、室内で栽培されていたりするからね。

とにかく、事、玉葱に関しては冬、11月〜12月頃に苗えを植え、半年後の来年の6月頃、田植えの準備で多忙な頃に、りっぱな玉を作りマス。

まず、17(水)畑を耕耘する。びっしり生えてる草を土に鋤き込ませる。

2回位、耕耘しておく。 耕耘機の耕す深さは中くらいに設定。

24日(水)耕耘した畑に、後で覆うマルチと呼ばれる黒シートの幅から、面積を割り出す。

その部分に有機石灰、油粕、微生物入り堆肥、鶏糞、等を撒く。

それらを、よく鍬で混ぜる。

このところ、雨が降らず土が乾燥しているので、ジョウロで、水を与え表面の土を整えつつ土の真ん中あたりを気持ち高くする。これはそこに水は溜まったりするのを防ぐためである。

とにかく、土に十分肥料を与えて整える。何故ならば、その上にマルチシートをセットしたら、半年そのままの状態だからだ。

去年までは一列作っていたが、今年は2列作った。

作品:『風紋-windwave-1.2』ミクストメディア(2010年)なんちゃってね。
作品:『風紋-windwave-1.2』ミクストメディア(2010年)なんちゃってね。

マルチーシートは何処かに少しでも隙間があると、そこから風が入り、あっと言う間に覆いが剥がれる。2人だと作業がしやすいが、一人だと中々難しい。風が或る日はまずやれない。ない日を選ぶ。遅くなったので今日はここまで。風で飛ばないよう、木で重し代わりにしておく。

 

シートを張る時、クリストという現代美術作家を思い出した。建物や自然そのものを巨大な布で覆ってしまう人だ。そういう風に思うと上の画像など、モダンアートのインスタレーションのように見えなくもない。

話が少し逸れた。ほっとくと何処までも逸れるので戻す。玉葱作りの話だ。これが玉葱の苗、一本5円也。400本アリ。苗屋さんで買って来たもの。この、どう見ても葱みたいなのを土に埋めておき、必要な温度と水分があると、約半年の月日を地中で経た後、あの、皆さんがお馴染みの玉葱になる。半年もかかるのデスヨ。知ってましたか〜。

 

マルチシートに、昔田植えに使った、苗手植え用の間隔のあたりをつける専用ヒモ(同間隔で赤い玉の印がついている)を、張って、指でシートに穴をあけて行く。

指でなくても良いのだが、その穴に苗を一本ずつ植え込んでいく。

根をちゃんと土の中に入れ込まないと根付かない。

そうやって、ひとつずつ丁寧にやって行く。来夏に沢山、美味しい大きな玉葱が出来る事を願い祈りを込める。勿論、無農薬だ。玉が大きく手前味噌だが、凄く甘い!40×4列、40×5列。合計360。

 

私は玉葱が好きである。和洋何にでも使える基本野菜。私が食べたいのが一番だが、皆さんにも少しお分け出来るように多めに作った。来年6月、収穫を手伝う人はおすそ分けが可能。アナウンスは特にしないので、自主的な働き掛けを希望。

 

これが出来る頃、世界はどうなっているのだろう。私はまた田植え前で多忙だろうか…。来年もまた暑い夏なのだろうか…。

25日(木)、ともあれ風もなく暖かい日に作業終了して何よりだった。感謝!

 

本日もご訪問頂き感謝致します。良い事がありますように…!

 

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コメント: 2
  • #2

    planetary-n (土曜日, 27 11月 2010 22:17)

    amberクン、コメントありがとう。

    お米作りも野菜作りも、主体性を持ち自主的な積極的な参加者を歓迎。つまり、ある程度覚悟ある方、熱意を問います。詳細要問い合わせデス。どうぞよろしく。

  • #1

    amber (土曜日, 27 11月 2010 21:41)

    アートだよねえ(笑)米作りだけでなく、野菜作りの体験もしてみたいな、と思うのでした。野菜に関しては町の人間は、ほんとに「季節感」がなくなってるよなあ、とよく思うよ。