100926(日）本日は、地域行事、「天役」市道除草作業の日。肝入りである私とYさんとで全てをセッティングする、惑星ハシグチ、作業の日である。７月11日にやったことと基本同じ事をやる、その間に草が再び伸びたからだ。例によって、肝入りである私は早朝７：３０には集合場所に来て準備。

８時前、地域の皆さんが揃ったところで、長老から「農家は今、忙しいので今日は午前中でやってしまおう」と、イキナリの提案。「アレ、ええっとじゃあ〜長老、（長老の好きな）打ち上げはナシでいいのですか〜？」「今日はナシでいいよ〜」急遽皆さんにご意見伺うと、「そうしょう！」

…ッという訳で、当初予定していた、午後までの作業〜打ち上げ、という流れは大きく変わリ午前中ヴァージョンに。長老が言うんだから皆、従わない訳にはいかない。また、早く終わるのは、基本、皆賛成のだと思う。午後までやって、打ち上げ〜飲み会、とだらだら流れる「田舎時間？」を好まない人も少なくない、のでは？思う。もちろんそれを寂しく思う人もいたかもしれない。

ともあれ、本日はそういう流れになった。皆さん心なしか仕事に力が入る。もともと、こういう仕事はこの地域の男衆、どなたもすごく上手い。都市生活の人が見たらまったく敵わないと思う。都市でこういう作業をやったら、「怪我しないように〜あ〜たらこ〜たら…」と、ノウガキが多い、気がする。

このあたりの人たちはプロ級。「じゃ、よろしく！」で万事OK! 見事な作業振り。それでこのあたりでは普通だ。要求される水準が高い（と思う）。しかし、そのくらいないと、何せ、やる面積、作業量が多いのだから対応出来ないのだとも思う。私も、皆さんに何とかついて行く。大きく３つに別れてやっていた作業チームも、見事にお昼12時前には終了し、無事解散。

今後も１２月に地域行事はあるのだが、こと、肝入りとしてのメインの仕事は来年一月を残すのみ、それは、大したこともないので、事実上、今日でほぼ終了。今年最後の肝入りの仕事は、予想外の展開であっけなく終了した。明日、作業後の画像撮影をやらなくてはだが、残務作業で大したことはない。ひとまず、自分にお疲れ様である。

お陰で、「ストレンジ・Nの肝入り日記」と言う他者に中々まね出来ない（と思う、書けるもんなら書いてみろ的）ブログ、２２回もネタを提供させて頂けた。ある意味感謝！である。

そうなのだ、これは、

１、地域村落共同体のある場所に住んでいないと書けない。２、その、何年に一度しかない肝入り担当でないと書けない。３、ネット環境がないと書けない。４、１、２、３、があっても、それを表現し、発信したいという動機がないと書けない。５、さらにはより良く伝えるための視点、編集能力、サービス精神がないと伝わらない。

こういうのが全てが揃って初めて他者は判りやすく知ることが出来る。田舎の地域共同体が、まだ残ってる場所の貴重な営みなのだ。その情報に嘘はない。間違いなく、レアでコアな情報ブログなのだ。　こう改めて書くと、なんだか、自分は良くやったと思う。自分を褒めようと思う。パチパチ！

これらの人々は、自分ももちろん、あと数十年後には確実にこの世界にはいない。このブログをディスクに編集？　そして遥か未来の或る日、その時代の地域清掃作業中に偶然発見される、ほぼ完全な形の旧型のディスク。それを再生して見ると…。見るのは誰？　そもそもヒト…？　何つってお後がよろしいようで…。