伝統行事『締め打ち』の日

惑星ハシグチのお正月準備

早朝、境内は煙に包まれる。掃きつつ撮る。
早朝、境内は煙に包まれる。掃きつつ撮る。
12月6日(日)  本日は、 地域伝統行事、「締め打ち」の日。早朝9時から〜。

来年、自分は世話役の年なので、その下見の意味もあり8時半、早めに行く。

すると、既に長老と今年の世話役の人は来ていて、銀杏の葉で一杯だっ
藁束をばらし、使用部位におおまかに分ける。
藁束をばらし、使用部位におおまかに分ける。

た境内の掃除と火を起こしていた。今朝は寒い朝。火があるのは有り難い。私も挨拶をしてすぐ、箒をもって境内掃除やる。

 

注連縄に使う藁は、これも廻り番で全17戸のうち2件の家が持ってくることになっている。去年の一件は私の家だった。

藁を鞣すのは二人一組。もう一組も別の場所でやっている。
藁を鞣すのは二人一組。もう一組も別の場所でやっている。

皆で藁束をばらし、石の上で藁を回しながら、「カケヤ」と呼ばれる、木製の杵みたいなので叩き、藁を鞣(なめ)していく。

 

鞣した藁は、神社内に運ばれる。

この「締め打ち」で作られる注連縄は、「ふたひら半」(ひとひら=5.5尺、一尺≒30.3cm)=約

ブレているのは、自分も作業しつつ、撮ったから。
ブレているのは、自分も作業しつつ、撮ったから。

4m20cm位の大きいのが、この稲荷神社とその他の聖域分3本、そして細く短いのが2本だ。うち、大きな注連縄には、昨日のブログで紹介した、“人形”を入れ込む必要がありそれぞれを手分けして作り始める。

 

やがて、大きな注連縄が綯い始められる。左回りの綯い方をやる。

この手前2人が最も力がいる。去年自分がやって手の皮が剥け血だらけになった。サッと撮る。
この手前2人が最も力がいる。去年自分がやって手の皮が剥け血だらけになった。サッと撮る。

今年も見ていたが、何処から見て左廻りなのか?私は未だ良く理解していない。

 

去年初めてやった時は、この画像、手前二人のうちの一人をやった。もの凄く力のいる作業で、私は手が切れ血が出て廻りから顰蹙をかった。

 

こういう作業は都市では

作業しつつ、スキを狙って。
作業しつつ、スキを狙って。

まず経験しない。手にテープを巻き、備えていたが、今年はその役ではなかった。

 

出来上がった注連縄は余計な藁をハサミで切り見栄えを良くする。

フラッシュを消して、気付かれないように。
フラッシュを消して、気付かれないように。

長老は独りで細めの注連縄を作り上げる。この方は特に素晴らしいのを作られる。名人の域。

 

決死の撮影をすると、こうなった。
決死の撮影をすると、こうなった。

大体出来て来た注連縄に、これを何と呼ぶのか、長老に聞き忘れたのだが、ネットで調べると、「〆の子」という、注連縄から下に下がる飾りの部分を作り完成する。これも、注連縄の表裏(がある)を間違えないようにつける。

トイレに行った口実で外から一枚。
トイレに行った口実で外から一枚。

出来た注連縄のうちの一本を、この稲荷神社の鳥居に取り付ける。

これは、左手は作業しつつ右手だけでシャッター!
これは、左手は作業しつつ右手だけでシャッター!

取り付けもどちら側が右に(左に)来るのか?ここでは、向かって右が元の方、左が最後の方。(これを専門語では「右本左末」と言うそう)

鳥居は全体が見えないと…で、下がって背後から撮影。
鳥居は全体が見えないと…で、下がって背後から撮影。

注連縄の真ん中も細い縄で固定して完成!

その後、神社内で軽く御神酒を頂き解散。

 

今年も惑星ハシグチの聖域守る結界としての注連縄が、無事出来何より。

 

私は「褒められもせず、苦にもされない」位置で、やれた自分を褒めたい。

 

 

                ★

 

 

注連縄というのは、興味深いところが沢山あり、その自分なりの推論的考察は、去年のこの「締め打ち」のことを書いた「紙の通信 惑星ハシグチ」06号、特集「注連縄」の箇所に書いています。良かったら合わせて見て頂けたら嬉しいです。アーカイヴにPDF資料であります。去年は未だネット環境ではなく、画像などなかったのですが、今年のを見て読んで頂くとより伝わるかと思います。

 

去年のその、紙の通信での「注連縄」特集で、画像が無く紹介に説得性がなかった神という字の右側、「申」と「ヘルメスの杖」、ヨガの「クンダリーニ」そして「DNA」の相似は以下のことです。ここに記しておきマス。

 

    神の字の申       ヘルメスの杖         クンダリーニ
    神の字の申       ヘルメスの杖         クンダリーニ
        D.N.A.
        D.N.A.

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コメント: 2
  • #1

    ラフィキ (日曜日, 13 12月 2009 19:32)

    ごめんなさい。素晴らしい注連縄ですね。あんなにも太いものを作るんだ。これは是非末代までも残したいものですね。
    もう素晴らしい・・だけで次の言葉が出ませんよ。素晴らしい風習ですね。感心しました。

  • #2

    planetary-n (日曜日, 13 12月 2009 20:10)

    ラフィキさん、コメント、ありがとうございます。注連縄作りに感心して頂き、まことにありがとうございます。このようなことは、町内の別の地域の別の神社でも同じように行われています。隣町でも行われていて、ある地区は、人手が少なくなったのか、広く外部から参加をを求めています。体験ツアーのような企画ですね。よく考えたなと思います。私のところは、まだ地域内でやれるという自負があるのでしょう。地域外には開かれていません。