日だまりを代表する蝶。

ツマグロヒョウモンチョウ

9月15日(日)。田圃に行こうとしていて庭を通り過ぎようとしている時、庭横の畑のすみのにあるニラの花に飛んで来た。

 

タテハチョウ科のツマグロヒョウモンチョウ、そのメスです。タテハチョウ科というのは、ご存知かもしれませんが、翅を立てて止まる蝶が多いのでそう呼ばれてます。かなり多彩な種類がいる科です。私、蝶にはチョウ〜とうるさいです(笑)。小さい頃から何故か好きだったのであります。蝶の話をし始めるとチョウしに乗ってしまいます。

 

タテハチョウの種類の大部分は明るい日だまりが好きで、秋の日も、気持ち良さそうに日向ぼっこしてます。

 

中でもツマグロヒョウモンチョウは、とっても明るい日だまりがお好き。暗く湿ったところにはいません。温暖化の影響でしょうか、今や日本中で、たいてい見られるようです。チョット前は西日本以南しかいませんでした。これからの季節、特にコスモスによく飛来します。秋空の青、コスモスのピンク、赤紫、それと、この蝶のイエローオーカー系の色のコントラストが一層、秋の気配を醸し出します。

 

ツマグロ=(端)が黒い、ヒョウモン=(豹文様)の蝶ということですね。

この、『ヒョウモンチョウ』と名のつく蝶は、他に何種類もいるのですが、長崎県のこのあたりではこのツマグロヒョウモン以外、あまりお目にかかりません。

 

九州では総じて海抜がある程度高い所、阿蘇とかの高原地帯などでしか見かけることはありません。場所によって、昆虫の分布は違って来るのです。本州で平地に普通にいる蝶は九州では、ある程度の海抜のあるところしかいなかったりします。また逆に南方系の蝶は本州に全くいなかったりです。

ツマグロヒョウモンチョウのメス 撮影の間、ジィーとしといてくれました。
ツマグロヒョウモンチョウのメス 撮影の間、ジィーとしといてくれました。
ツマグロヒョウモンチョウのオス。こちらもアザミに夢中で、かなり近くで撮りました。   (8月撮影)
ツマグロヒョウモンチョウのオス。こちらもアザミに夢中で、かなり近くで撮りました。   (8月撮影)

コメントをお書きください

コメント: 3
  • #1

    ラフィキ (日曜日, 27 9月 2009 08:35)

    蝶は椿姫が・・・・出てくるはず無いですよね。
     蝶は難しくて、分かりません。アゲハ、もんしろ・・くらいかな。
    何事にも真剣に取り組む姿勢に脱帽です。

  • #2

    planetary-n (月曜日, 28 9月 2009 14:39)

    ラフィキさま、ありがとうございます。

    昆虫全般、中でも蝶は好きだったのです。「好きこそ物の〜」ですね。

    少年の頃の夏は、一日中惑星ハシグチの野山を、捕虫網持って駆けずり廻ってました。東京渋谷、宮益坂だったかに、”志賀昆虫”という有名な昆虫屋があります。機会があられたら覗かれて見て下さい。通りに面して居ると思います。見るだけでも、きれいですよ。

  • #3

    Horace (日曜日, 22 7月 2012 17:54)

    I was looking for something similar, I am very grateful you have shared this subject