緑陰でのイベント準備。
8月19日(水)。吉井エコツーリズムふるさとの会、この夏最大のイベント(?)『来てみんねやってみんね原始の谷モニターツアー』4日前!イベント会場である町の北部、直谷(なおや)地区, 熊野神社境内に関係者が集まって、最後の打ち合わせ。
当日のお昼の食事に使う茶碗や箸等を竹を割り、皆で手作りする。
夏の日差しがあるとはいえ、大変に気持ちのいい、モチの木の緑陰での作業は、日程は差し迫っているのだが、何処か長閑でもあり、ナンだかいい感じ。
こんな風に、平日、上は70代、下は30代の大の大人の男たちが、気持ちのいい境内に集まって竹細工の作業するなんて、まず、都会では考えられないと思う。たいへん贅沢な時間と非日常感だ。
都市生活を経験している私はそう思うのだが、地元の方はどうなのだろう?
別に、至ってあたりまえのような感じなのか?。
ともかく、皆さんビックリするくらい、鉈や切り出しを上手に使い、ものすごくいい物を淡々とお造りになる。
古代遺跡の前で、こんな作業をやっていると、フト、遥か昔も、こんな風に、同じ顔ぶれで、ここで、こういう作業をやっていたのでは?と想ったりする。だから、ここにこうやって呼ばれたのだと…。そう思って回りのメンバーを見渡しても、確かにあんまり違和感はない。
玄武岩の高い岩陰から、いにしえの夏風が吹きぬける。
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snowy (金曜日, 21 8月 2009 10:47)
のぼり、いい感じ。木々の緑にも空の青さにも映えて。
何かの行事のために地域の人が集まって一緒に作業をする、うらやましく思います。きっと、外からは計り知れない大変さはあるのでしょうが。
planetary-n (金曜日, 21 8月 2009 23:50)
snowyさま、コメント、まことにありがとうございます!
都市では、関係性が希薄過ぎ、田舎では濃密すぎますね。匿名性ゼロですからね。程よい距離とかありそうなものですがね。この会は地元では最もリベラルな方だと思います、基本、有志の集まりですので。この町でこれ以上を望む方が無理。これ以外はもぉ〜ご想像に任せます(笑)。全てはその地域を自分がどれだけ愛しているかを問われますね。少なくとも、私はずっと問われっぱなしデス。
まさお (木曜日, 27 8月 2009 21:30)
伸びやかな文字はだれが書いたのですか。まさかあんたで
は? ある意味では現在もそこは「原始の谷」かも。あの
神社の境内の雰囲気は4,50年前の子供の頃の村の家の
庭を思い出させました。あのような砂地になっていて転ん
でもあまり痛くなく、文字や模様を自在に描けて、一日中
そこで遊んでいたものでした。谷が大切に保存されること
を願います。
ラフィキ (月曜日, 31 8月 2009 14:35)
手作りのイベント・・碗から箸まで手作りなんて物凄いパワーを感じます。だからこそ懐かしさが伴い、田舎の良い味を出しているのでしょうね。これが代々伝えられていく・・素晴らしいことですね。
料理はどの様なものが出てくるのかな・・?
planetary-n (木曜日, 03 9月 2009)
まさお様、ありがとうございます。おっしゃる通り、あそこは、楠やモチの木の木陰になっていて、気持ちのいい鎮守の杜、その境内ですね。ずっと残って行く事を私も願います。たぶん、大丈夫だと思いますが。
さて、のぼりの文字、え〜コホン。恥ずかしながら私が書いたのをデジカメで取り込み使用しました。
当時、イメージのフォントをまだ所持してなかったので、自分でイメージの書体を作るしかなかったのであります。結果、大変に印刷屋泣かせの原稿になりました(笑)。
見る人が見れば、『谷』のテンテンやハライの部分がイマイチだとすぐ判ります。手作り感の方を大事にしました。
planetary-n (木曜日, 03 9月 2009 02:25)
ラフィキ様、ありがとうございます。
手作りのイベントだから、大変だけれど、やってる方も面白みがあります。イベント屋が間に入ったりしては、地域が主催する意味が無いことでしょう。地域の者が、ない頭をひねって考えることに意味があるのだと思いますね。
Geoffrey (日曜日, 22 7月 2012 11:41)
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