田圃に虫発生。

無防備にするとヤツらはやって来る。

7月9日(日)。田圃の中に入りじっくり観察すると、全体の約25〜30%位画像のように根っこの部分が黄色く変色している。虫がついてるとのことだ。水面にほこりのように小さい白いものが落ちてるがこの一部は小さな虫である。無防備にすると、まるでスティーヴン・キングの小説みたいにヤツらはやって来るのである。 …さてこれは少し残念!

 

ここは冷静に考えていく。まず、

 

1、原因は何なのだろうか?私の田圃の道を挟んだ所にAさんBさんの同  じく田圃があるのだが、こんな風にはなってない。何がどう違ったの  か?

 

2、もっとも適切な対応は何か?

 

1、母が言うには、苗の段階で散布する立ち枯れ防止剤、ブログ5月25日苗が立ち枯れ?の時に散布した薬剤が少し薄かったか少なすぎたのでは?と言う見解。なるべく農薬を使わずやりたい。もちろん、使わないで済むならそれにこした事はない。そういうわけで、最小限に止めた結果、虫が早い時期からついてしまった。よその田圃についてないのは、その時期の防止剤を十分に散布しているからだと。

 

いやはや皮肉なものである。と同時に、完全無農薬米がいかに難しいか思い知らされる。不耕起栽培の川口由ー氏や合鴨農法など名のみだけ知る無農薬栽培だが、実際現場を見ると九州という土地柄か、暖かくなると湿った南風が虫を運んでくるようだ。一体どうやって完全無農薬米が作れるのか?、防止剤を少なくすれば虫は来て苗はやられていく。そのためには沢山防止剤を散布しなければいけない。今現在、大きな謎である。

 

2、今程度の虫は退治しておけばまだ大丈夫らしい。この退治の仕方だが、薬を散布するのは最終手段に。その前に伝統的虫取りの方法、廃油等を水面に適当な間隔で撒きその上に箒のようなもので、苗を触って行き、付いてる虫を油面に落とし、絶滅させる方法だ。これはもっともローコストで害のないやり方。昔はそうやってやってたと聞く。

これを、晴れて、もう少し虫が成長してから(結果がよく分かるように)やることにする。

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コメント: 2
  • #1

    ラフィキ (木曜日, 23 7月 2009 14:35)

    無農薬の怖さみたいなものですね。この使用限界を何処におくかで収量に大きく響いて来ますから・・。ここが経営者の力量なんでしょうね。全て勉強ってつもりで、頑張ってください。

  • #2

    planetary-n (水曜日, 12 8月 2009 02:58)

    ラフィキさま。いつもコメントありがとうございます。かなり遅れてコメントしています。ごめんなさい。このあたりは正直勉強不足です。無農薬の人たちはこのあたりどうやっているのか?全くリサーチ不足。やってみて初めて判る謎です。