ヒマワリの種を撒く

少年の日の夏へ。

6月26日(金)。

アサガオに続き、夏の定番の花ヒマワリの種を撒く。ヒマワリ(向日葵)は私が住んでる小さな町の町花でもある。(近年知ったのだが)

 

そう言えば、町にある公共施設は「ソレイユ」(仏語で、太陽、ヒマワリ)や「ひまわりの館」という名だ。

だからと言って種を撒くのでは毛頭ない。単純に夏の日のヒマワリが好きなのだ。

 

ヒマワリの花は真夏の青空と入道雲を背景によく似合う。小さな種からものすごく背丈が伸び大輪の花を咲かせる不思議。少々の日照りではビクともしない生命力。秋の始めに見せるその、螺旋形

の、またもやフィボナッチ数列の嵐!目眩がしそうな整然とした種の幾何学的配列!自然に隠されたある意図的な数学の驚異!…それもあるのだが、  

実のところ、アサガオやヒマワリが好きなのは、何んの悩みもなかった幸福な少年時代、永遠の夏休み、それらの象徴の花だからかもしれない。

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コメント: 2
  • #1

    ラフィキ (木曜日, 23 7月 2009 06:02)

    向日葵の町なんですか。なのに向日葵の花が少ない?。一寸面白いですね。
    向日葵の伸び盛りは何時も顔を太陽に向けている・・のだそうですよ。45年位前の新聞で読んだ思いがあります。だから向日葵なんですって・・。嘘のような本当の話ですよ。

  • #2

    planetary-n (日曜日, 26 7月 2009 18:02)

    ラフィキさま、コメントありがとうございます。町の中心部エリアでは季節になるとあちこちで見ることが出来ます。が『向日葵の町』という程の町外の認知度はないと思います。町の中心から4km以上も離れているこのあたりでは、別にどうでもいいことのようです(笑)。